特許
J-GLOBAL ID:200903012419210513

携帯式超音波撮像システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-504611
公開番号(公開出願番号):特表平11-508461
出願日: 1996年06月28日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】携帯式超音波撮像システム(10)は、携帯式の電池電源のデータプロセッサー(14)にケーブル(16)で組み合わせられたスキャンヘッド(12)及び表示ユニットを備える。スキャンヘッドの外枠(12)は超音波変換器のアレイ及びこれと組み合わせられた回路を収容し、この回路には超音波パルスを送信する送信モードにおいて使用されるパルス同期回路、及び撮像されている対象領域から戻ってくる反射超音波信号を動的に収束させるために受信モードにおいて使用されるビーム形成回路が備えられる。
請求項(抜粋):
本発明の請求項は以下のとおりである。 1.対象領域からの反射超音波信号を受ける超音波変換器装置であって、受信した超音波信号を電気信号に変換する前記変換器装置、 この電気信号を受け、対象領域の電気的表現を作る処理回路、 超音波変換器装置と処理回路とが内部に置かれたハウジング、及び これを越えて電気的表現が移されるインターフェースを備えた超音波撮像システム。 2.処理回路がビーム形成回路を有し、これが 変換器装置用のプログラム可能なサンプル選択回路であって、複数の事前設定されたタイミングウインドウの一つの間に各電気信号がサンプルされるように電気信号のサンプリングを制御する前記サンプル選択回路、及び 対象領域の電気的表現を作るために電気信号を使用できるようにサンプル選択回路からのサンプルされた電気信号を遅延させる各変換器用の遅延回路を備える請求項1の超音波撮像システム。 3.インターフェースに接続された携帯型の電池電源式の平坦なパネル表示装置を更に備える請求項1の超音波撮像システム。 4.遅延回路がプログラム可能なタップ付きCCD遅延線を備える請求項2の超音波撮像システム。 5.サンプルされた電気信号が離散時間型のアナログ信号である請求項2の超音波撮像システム。 6.超音波変換器により対象領域内に送られる超音波信号のタイミングを取るために超音波変換器のアレイにタイミング信号を提供するパルス同期回路を更に備える請求項1の超音波撮像システム。 7.超音波変換器装置からの電気信号を増幅する増幅回路を更に備える請求項1の超音波撮像システム。 8.超音波変換器装置に超音波信号を発信させるように励振するための信号を作るドライバー回路を更に備える請求項1の超音波撮像システム。 9.ビーム形成回路を制御するために使用されるデータを記憶するメモリー回路を更に備える請求項2の超音波撮像システム。 10.超音波変換器装置からの電気信号の電位を制御する利得制御回路を更に備える請求項1の超音波撮像システム。 11.超音波変換器装置が超音波変換器の線形アレイを備える請求項1の超音波撮像システム。 12.対象領域が台形の対象領域である請求項1の超音波撮像システム。 13.超音波変換器装置が超音波変換器の湾曲したアレイである請求項1の超音波撮像システム。 14.超音波変換器装置が超音波変換器の同調アレイである請求項1の超音波撮像システム。 15.プログラム可能なサンプル選択回路が、タイミングウインドウ内の電気信号のサンプリングを制御するためにプログラム可能なサンプリング選択回路により使用される一連の値を記憶する記憶回路を備える請求項2の超音波撮像システム。 16.記憶回路が並列シフレジスターである請求項15の超音波撮像システム。 17.プログラム可能なサンプる選択回路が BCDワードの連鎖を出力するカウンター、及び 電気信号のサンプリングを制御するために各BCDワードと記憶回路に記憶された値とを比較する比較回路を更に備える請求項15の超音波撮像システム。 18.超音波変換器からの電気信号を遅延させるために使用される遅延値をビーム形成回路にダウンロードするためのメモリーを更に備える請求項1の超音波撮像システム。 19.対象領域からの反射超音波信号を受ける超音波変換器のアレイ、受信した超音波信号を電気信号に変換する前記変換器、 前記電気信号を受けるビーム形成回路であって 各変換器用のプログラム可能なサンプル選択回路であって、複数の事前設定されたタイミングウインドウの一つの間に各電気信号がサンプルされるように電気信号をのサンプリングを制御する前記サンプル選択回路、及び 対象領域の電気的表現を作るために電気信号を使用できるようにサンプル選択回路からのサンプルされた電気信号を遅延させる各変換器用の遅延回路、を備えた前記ビーム形成回路、 内部に超音波変換器とビーム形成回路とが収容されたハウジング、及び これを越えて電気的表現がハウジングから進められるインターフェースを備えた超音波撮像システム用のスキャンヘッド。 20.遅延回路がプログラム可能なタップ付きCCD遅延線を備える請求項19のスキャンヘッド。 21.サンプルされた電気信号が離散時間型のアナログ信号である請求項19のスキャンヘッド。 22.超音波変換器により対象領域内に送られる超音波信号のタイミングを取るために超音波変換器のアレイにタイミング信号を提供するパルス同期回路を更に備える請求項19のスキャンヘッド。 23.超音波変換器からの電気信号を増幅する増幅回路を更に備える請求項19のスキャンヘッド。 24.超音波変換器に超音波信号を発信させるように励振するための信号を作るドライバー回路を更に備える請求項19のスキャンヘッド。 25.ビーム形成回路を制御するために使用されるデータを記憶するメモリー回路を更に備える請求項19のスキャンヘッド。 26.超音波変換器からの電気信号の電位を制御する利得制御回路を更に備える請求項19のスキャンヘッド。 27.超音波変換器のアレイが線形アレイである請求項19のスキャンヘッド。 28.対象領域が台形の対象領域である請求項27のスキャンヘッド。 29.超音波変換器のアレイが湾曲したアレイである請求項19のスキャンヘッド。 30.超音波変換器のアレイが同調アレイである請求項19のスキャンヘッド。 31.超音波変換器からの電気信号を遅延させるために使用される遅延値をビーム形成回路にダウンロードするためのメモリーを更に備える請求項19のスキャンヘッド。 32.超音波エネルギーにより対象領域をスキャンニングする方法であって、 超音波変換器装置を設け、 超音波変換器装置により対象領域からの反射超音波信号を受け、超音波変換器装置が受信した超音波信号を電気信号に変換し、 電気信号を受け、かつ対象領域の電気的表現を作る処理回路を設け、更に 電気的表現を別のハウジングに送るためにインターフェースを設けることを包含した方法。 33.複数の事前設定されたタイミングウインドウの一つの中で各電気信号をサンプリングし、サンプるされた電気信号を遅延させ、サンプるされた電気信号と遅延された電気信号とを使って対象領域の電気的表現を形成するように、ビーム形成回路により電気信号をサンプリングすることを更に包含した請求項32の方法。 34.サンプルされた電気信号を遅延させるように各変換器用のプログラム可能なタップ付きCCD遅延線を有するビーム形成回路を設ける段階を更に含んだ請求項32の方法。 35.サンプルされた電気信号が離散時間型のアナログサンプルである請求項33の方法。 36.超音波変換器により対象領域内に送られる超音波信号のタイミングを取るために超音波変換器のアレイにタイミング信号を提供するパルス同期回路を設ける段階を更に含んだ請求項32の方法。 37.超音波変換器のアレイからの電気信号を増幅し、 増幅された信号をビーム形成回路に結合することを更に含んだ請求項32の方法。 38.ビーム形成回路を制御するために使用されるデータをメモリーに記憶し、前記メモリーはこのデータを各ビーム形成回路と組み合わせられた局所メモリーにダウンロードすることを更に含んだ請求項32の方法。 39.超音波変換器装置からの電気信号の電圧レベルを利得制御回路により制御することを更に含んだ請求項32の方法。 40.対象領域の画像を作ることを更に含んだ請求項32の方法。
IPC (3件):
A61B 8/00 ,  G01S 7/523 ,  G01S 15/89
FI (3件):
A61B 8/00 ,  G01S 15/89 B ,  G01S 7/52 D
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭54-018180
  • 超音波診断装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-330265   出願人:株式会社日立製作所
  • 特開昭54-018180
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