特許
J-GLOBAL ID:200903012424988026

トラス構造物取付用のガラス支持装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉村 勝俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-256802
公開番号(公開出願番号):特開平9-078736
出願日: 1995年09月08日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 接続用ノードの位置を正確に与えるシステムトラスにおいて、ガラスをノードに取り付けるガラス支持装置の簡素化や曲げ剛性の向上を図る。【解決手段】 ガラスを支持するX形アーム5を接続用ノード2に取り付ける際に、X形アーム5のアーム基台9に連結ロッド10とターンバックル機構のねじ部材11を採用する。そのねじ部材11には多角状スリーブ12を被せ、X形アーム5とノード2との一体化による剛性の向上を密着強度の高い多角状スリーブ12を介して実現する。そのために、逆螺旋とした第一雄ねじ11aと第二雄ねじ11bを両端に形成したねじ部材11が採用され、その中間位置に多角状ボス部11cを設けて多角状スリーブ12の多角状孔12aに係合させ、軸方向への変位を許容した状態で回転させ、また、多角状スリーブ12と連結ロッド10およびノード2との密着性を高くする。
請求項(抜粋):
ガラスを固定するための支持部と、該支持部をアームの先端に有したアーム構造体と、該アーム構造体の交差部位に設けたアーム基台とを備えるガラス支持具に、トラス部材の接続用ノードの方向へ延びて前記ガラスとトラス構造物との間に所望する間隔を与える連設部材を取り付け、該連設部材を前記ノードの取付面に開口されたねじ孔に固定できるようにしたガラス板取付構造において、前記連設部材は、前記アーム基台に連なり前記ノードの方向へ延びる連結ロッドと、ノード側に位置して前記連結ロッドと軸方向で連なるように螺合するねじ部材と、該ねじ部材の中間部を覆う多角状スリーブとを備え、前記連結ロッドのノード側の端面には、前記ガラスの方向へ延びて前記ねじ部材を螺着させるノード側ねじ孔が開口され、前記ねじ部材は、前記ノード側ねじ孔に螺合されるべく前記ガラスの方向へ延びる第一雄ねじと、前記接続用ノードの取付面に開口するねじ孔に螺合されるべく前記ノードの方向へ延びる第二雄ねじと、該第二雄ねじと前記第一雄ねじとの間に形成された多角状ボス部とを備え、前記第一雄ねじは、前記第二雄ねじと逆螺旋のねじが刻設され、前記多角状スリーブは前記多角状ボス部よりも長く、該多角状ボス部の外面に係合して一体的に前記ねじ部材を回転させることができると共に該多角状ボス部の軸方向変位を許容する多角状孔を備え、かつ、該多角状スリーブのガラス側端には前記連結ロッドのノード側の端面と密着する第一当接面が形成される一方、ノード側端には前記接続用ノードの取付面と密着する第二当接面が形成されていることを特徴とするトラス構造物取付用のガラス支持装置。
IPC (4件):
E04B 2/96 ,  E04B 1/19 ,  E04B 1/58 ,  E06B 3/54
FI (4件):
E04B 2/96 ,  E04B 1/19 E ,  E04B 1/58 P ,  E06B 3/54 A
引用特許:
審査官引用 (2件)

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