特許
J-GLOBAL ID:200903012463527737

光変調器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-091414
公開番号(公開出願番号):特開平11-287973
出願日: 1998年04月03日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】【課題】ミリ波など変調信号である高周波電気信号で光に変調をかける光変調器において、反射や過剰損失のある部品によって起きていた特性劣化を改善する。【解決手段】進行波電界を光に作用させるための電極線路2に、電気信号が電極線路を伝搬しながら光に対して作用し終えた後も伝搬させるための余長領域15を用意する。余長領域で5 dB以上の減衰を受けるようにすることによって、終端抵抗や、それに付随する低周波ブロック素子を不要にする。また、バイアス電圧を余長領域端から印加することによって、バイアス印加用素子が不要になる。このような構成では、デバイスの構成が単純化され、種々の素子を省略できるため、それらの不完全性による反射や損失が無く、特性が大幅に向上する。
請求項(抜粋):
光導波路に進行波型電極を設けると共に、この進行波型電極に変調用の電気信号を印加して進行波電界を発生させることにより、この電界にて光導波路中の光信号に変調をかけるようにした光変調器において、前記進行波型電極は光導波路に電界を作用させるための作用領域と専ら信号を減衰させるために設けた余長領域とを有し、前記余長領域は前記作用領域と同等のインピーダンスを有すると共に、前記電気信号に対して所定値以上の損失を与える電極長を有する構成とすることを特徴とする光変調器。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 導波路型光デバイス
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-129988   出願人:日本電気株式会社
審査官引用 (1件)
  • 導波路型光デバイス
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-129988   出願人:日本電気株式会社

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