特許
J-GLOBAL ID:200903012487612158

内燃機関用の燃料噴射弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-163045
公開番号(公開出願番号):特開平7-332193
出願日: 1995年06月06日
公開日(公表日): 1995年12月22日
要約:
【要約】【目的】 内燃機関用の燃料噴射弁において、燃料噴射特性を制御する。【構成】 噴射弁本体のハウジング15内に、制御ピストン50を嵌装する。制御ピストン50の一端側をノズル本体の噴射開口を開閉するノズル針に連結し、他端側に第1制御空間70を形成する。制御ピストン50の小径ピストン部51にスリーブ64を嵌合して第2制御空間74を形成する。高圧供給導管33をノズル本体および第1制御空間70に接続し、絞り77を介して第2制御空間74に接続する。高圧供給導管33からノズル本体および第1、第2制御空間70,74に高圧燃料を供給する。パイロット弁80の開閉により第1制御空間70内の圧力を昇降させ制御ピストン50を移動させて噴射開口を開閉する。第2制御空間74内の圧力が制御ピストン70の移動に抗して作用するので、絞り77の設定によって燃料噴射特性を制御できる。閉弁時には、スリーブ64が下方に移動して第1制御空間70の圧力が迅速に復帰する。
請求項(抜粋):
ハウジング(15;120)と、噴射開口(21)を有する弁座要素(19)と、前記噴射開口(21)を開閉するために前記ハウジング(15;120)内に長手方向に調節できるように装入された噴射弁要素と、該噴射弁要素の調節運動を制御するための制御装置(3;4;5;6;7;8;9;11;13;22)とを備え、前記制御装置(3;4;5;6;7;8;9;11;13;22)は、ガイド穴(29;121)内に長手方向に移動可能に設けられた制御ピストン(50;122)を有し、該制御ピストンは、実効的に前記噴射弁要素に接続されており、一方において高圧供給導管(32;31) からシステム燃料圧力を受け、他方において第1制御空間(70;155;160;201;211;226)の燃料制御圧力を受け、前記第1制御空間(70;155;160;201;211;226)は、少なくとも1つの入り口絞り(58;97;133;184;197;198;258) によって前記高圧供給導管(31)に接続されており、前記第1制御空間(70;155;160;201;211;226)内の制御圧力が少なくとも1つの出口開口(59;159)を開閉することによって制御可能であり、前記制御装置が前記出口開口を開閉するための制御可能なパイロット弁(80)を備えてなる内燃機関の燃焼空間内に間欠的に燃料を噴射するための燃料噴射弁において、前記制御装置(3;4;5;6;7;8;9;11;13;22)は、第2制御空間(74;156;165;195;202;212;227)を有し、該第2制御空間は、継続的に又は断続的に高圧供給導管(31)に接続され、前記第2制御空間の容積が前記制御ピストン(50;122)の調節運動によって変化され、前記第2制御空間内の圧力が前記噴射弁要素又は制御ピストン(50;122)の開弁運動に抗するように作用することを特徴とする内燃機関用の燃料噴射弁。
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 電気油圧作動式燃料噴射装置の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-132625   出願人:ガンサー-ハイドロマグ
  • 特開平1-195969
  • 特開昭61-053456
全件表示

前のページに戻る