特許
J-GLOBAL ID:200903012530850335

電動式ディスクブレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 落合 健 ,  仁木 一明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-286093
公開番号(公開出願番号):特開2006-097821
出願日: 2004年09月30日
公開日(公表日): 2006年04月13日
要約:
【課題】ブレーキピストンの前端が、両ディスクパッドの一方の裏金に当接され、ブレーキピストンに相対回転不能に係合されるナットに螺合するねじ軸に、減速機構を介して電動モータが連結される電動式ディスクブレーキにおいて、電動モータによる作動時にブレーキピストンが回転することを阻止し、ブレーキピストンをシリンダ孔の軸線に調心して円滑な作動を保証する。【解決手段】ブレーキピストン17の前端面に、該ブレーキピストン17の中心Cに関して点対称となる少なくとも一対の係合溝41が、ブレーキピストン17の半径方向内方に向かうにつれて幅広となる形状を有して設けられ、裏金には、対をなす両係合溝41に挿入、係合される一対の係合ピン43が、シリンダ孔およびブレーキピストン17の軸線が同軸上にある状態ではブレーキピストン17の中心Cからの距離を同一とした位置で突設される。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
ディスクロータ(5)の軸線に沿う方向でのスライド動作を可能としたブレーキキャリパ(6)に、前記ディスクロータ(5)の両側に配置される一対のディスクパッド(7,8)が支承されるとともに、前記ディスクロータ(5)の軸線と平行なシリンダ孔(13)が設けられ、前記ブレーキキャリパ(6)との間に環状のピストンシール(18)を介在させて前記シリンダ孔(13)にスライド可能に収容されるブレーキピストン(17)の前端が前記両ディスクパッド(7,8)の一方(7)の裏金(9)に当接され、前記ブレーキピストン(17)に相対回転不能に係合されるナット(26)に螺合して前記シリンダ孔(13)と同軸に配置されるねじ軸(22)に、減速機構(31)を介して電動モータ(30)が連結される電動式ディスクブレーキにおいて、前記ブレーキピストン(17)の前端面に、該ブレーキピストン(17)の中心(C)に関して点対称となる少なくとも一対の係合溝(41)が、前記ブレーキピストン(17)の半径方向内方に向かうにつれて幅広となる形状を有して設けられ、前記ブレーキピストン(17)の前端を当接させる前記裏金(9)に、前記係合溝(41)の深さよりも短い突出量で突出して対をなす前記両係合溝(41)に挿入、係合されるする一対の係合ピン(43)が、前記シリンダ孔(13)および前記ブレーキピストン(17)の軸線が同軸上にある状態では前記ブレーキピストン(17)の中心(C)からの距離を同一とした位置で突設されることを特徴とする電動式ディスクブレーキ。
IPC (2件):
F16D 65/18 ,  F16D 55/224
FI (3件):
F16D65/18 D ,  F16D65/18 A ,  F16D55/224 104Z
Fターム (14件):
3J058AA43 ,  3J058AA48 ,  3J058AA53 ,  3J058AA63 ,  3J058AA69 ,  3J058AA73 ,  3J058AA78 ,  3J058AA83 ,  3J058AA87 ,  3J058BA03 ,  3J058CC15 ,  3J058CC25 ,  3J058CC62 ,  3J058FA01
引用特許:
出願人引用 (1件)

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