特許
J-GLOBAL ID:200903012557319976

複合電極を有する固体酸化物燃料電池積重体とその製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-087840
公開番号(公開出願番号):特開平10-302812
出願日: 1998年04月01日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】 この発明は、固体電解質に接触する一つ又はそれ以上の電極から成る新規な平面固体酸化物燃料電池積重体を提供するものである。【解決手段】 この発明の平面固体酸化物燃料電池積重体は少なくとも一つの電極がイオン伝導性相の隣接網状構造体、電気伝導性相の隣接網状構造体及びこの電極内に分散した高活性電気的触媒材料若しくは相から成る多孔性複合材であり、気密性電気伝導性相互連結体により連続して連結されている多数の燃料電池から成っている。そのためこの電気的触媒材料若しくは相はイオン伝導性材料相及び電気伝導性材料若しくは相の双方と接触する。燃料ガス又は酸化体ガス多岐管連結体を通して電極の孔に触媒前駆体を浸透させることにより、組み立てられた燃料電池積重体の電極に電気的触媒の粒子を導入する。続いてこの積重体の組立体を加熱処理してその電極内に分散電気的触媒の高活性微粒子を形成させる。
請求項(抜粋):
それぞれが陽極電極と陰極電極とを有し連続して連結している内部が多岐管構造である多数の燃料電池から成る固体酸化物燃料電池積重体であって、少なくとも一つの燃料ガス又は酸化体ガス連結体が前記燃料電池に連結し、前記電池の少なくとも一つの電極がイオン伝導性相の隣接網状構造体、電気伝導性相の隣接網状構造体及びこの両伝導性相に接触して電極内に分散した活性電気的触媒相から成る多孔性複合材であり、前記電気的触媒相が、前記燃料ガス又は酸化体ガス連結体を通して前記燃料電池積重体の電極に触媒前駆体を浸透させる段階及びこれに続いてこの燃料電池積重体を加熱処理してその電極内に浸透電気的触媒の活性微粒子を形成させる段階により形成される、固体酸化物燃料電池積重体。
IPC (4件):
H01M 8/02 ,  H01M 4/86 ,  H01M 4/88 ,  H01M 8/12
FI (4件):
H01M 8/02 E ,  H01M 4/86 T ,  H01M 4/88 T ,  H01M 8/12
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 燃料電極基板の作製法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-209097   出願人:日本電信電話株式会社
  • 特開平2-262260
  • 特開平2-262260
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