特許
J-GLOBAL ID:200903012571589927

マイルドな水溶性コラーゲンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-354015
公開番号(公開出願番号):特開2003-319794
出願日: 2002年12月05日
公開日(公表日): 2003年11月11日
要約:
【要約】【課題】 豚皮(pig skin)を原料として、より容易かつ簡単な方法で、人体に吸収が速く、冷たい水にも容易に溶けることができ、各種機能性飲料及び食品に利用することができるマイルドな水溶性コラーゲンの製造方法を提供する。【解決手段】 豚皮を細くチョッピングして原料コラーゲンを製造した後、従来の酸処理及び洗浄工程の前処理工程を経ることなしに、所定量の水を混合し、その後、所定のpH、温度および酵素濃度の条件下で、1、2次に亙る酵素処理工程を経て低分子化された水溶性コラーゲンを得た後、通常の殺菌、乾燥工程を経ることによってマイルドな水溶性コラーゲンを製造する。
請求項(抜粋):
豚皮をチョッピングして原料コラーゲンを製造する工程と、前記原料コラーゲンに、水を質量で70:30乃至50:50の割合で混合し、その後、前記コラーゲン溶液のpHを6.5〜8.5に調節した後、前記原料コラーゲンに対し0.1〜1%(質量百分率)の第1蛋白質加水分解酵素を添加し、55〜70°Cで処理する第1酵素処理工程と、前記第1酵素処理工程で処理されたコラーゲン溶液に、 前記コラーゲン溶液のpHを5.5〜7.5に調節した後、前記原料コラーゲンに対し0.1〜0.5%(質量百分率)の第2蛋白質加水分解酵素を添加し、45〜55°Cで処理する第2酵素処理工程及び、前記第2酵素処理工程で処理されたコラーゲン溶液を濾過して異物質を除去した後 真空濃縮、殺菌及び乾燥を行う工程を含むことを特徴とするマイルドな水溶性コラーゲンの製造方法。
IPC (2件):
C12P 21/06 ,  C12S 7/00
FI (2件):
C12P 21/06 ,  C12S 7/00
Fターム (10件):
4B064AG01 ,  4B064BA10 ,  4B064CA21 ,  4B064CB06 ,  4B064CC03 ,  4B064CD20 ,  4B064CD21 ,  4B064CE03 ,  4B064CE16 ,  4B064CE20
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-183298
  • コラーゲンの調製
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平10-531107   出願人:ノバジェン,インコーポレーテッド

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