特許
J-GLOBAL ID:200903012572906950

発泡ポリウレタン付樹脂の連続再生処理法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-154821
公開番号(公開出願番号):特開平8-020023
出願日: 1994年07月06日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【構成】 本発明は、発泡ポリウレタン付樹脂の破砕品を圧力調整機構を備えているかまたは備えていない押出機、特に2軸スクリュー型押出機に供給し、該押出機中で高温・高圧の処理液および/または処理液蒸気と一定の温度・圧力条件下に接触させるとともに、溶融・混練して発泡ポリウレタンを分解・微細化して溶融樹脂中へ均一微細分散し、吐出ノズルから押出すことによる発泡ポリウレタン付樹脂の連続再生処理法に関する。【効果】 本発明の方法によれば、処理条件および処理工程が簡単であり、かつ、元の基材樹脂に対して物性の低下が極めて少ない方法で発泡ポリウレタン付樹脂から連続的・安定的にインパネ材などに再利用可能な再生品を得ることができる。
請求項(抜粋):
押出機中で、発泡ポリウレタン付樹脂を、溶融状態において、高温・高圧の処理液および/または処理液蒸気と接触させ、発泡ポリウレタンを溶融樹脂中に微細分散させて、前記発泡ポリウレタン付樹脂を再生するに際し、(1)前記処理液として、(a)水および/または親水性アルコール、または、(b)炭素数4〜10の脂肪族飽和一価アルコール、炭素数5以上の脂環式一価アルコールまたは炭素数7以上の芳香族一価アルコールからなる群から選ばれ、かつ、融点が50°C以下である少なくとも1種以上の疎水性アルコールを用いること、(2)前記高温・高圧の処理液および/または処理液蒸気の供給量を、処理されるべき前記発泡ポリウレタン付樹脂1kg/H当り、少なくとも0.02kg/H以上とすること、および(3)前記処理液として前記(a)の水を用いる場合、前記発泡ポリウレタン付樹脂と該処理液との接触処理温度を少なくとも180°C以上とすることを特徴とする発泡ポリウレタン付樹脂の連続再生処理法。
IPC (6件):
B29B 17/00 ZAB ,  B29B 13/00 ,  C08J 9/14 CFF ,  C08J 9/18 CFF ,  B29K 75:00 ,  B29K105:04
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る