特許
J-GLOBAL ID:200903012575300824

散乱角不確定性補正コンプトンカメラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-124173
公開番号(公開出願番号):特開2004-325405
出願日: 2003年04月28日
公開日(公表日): 2004年11月18日
要約:
【課題】コンプトンテレスコープを含むコンプトンカメラにおいて、測定コンプトン散乱角に対する不確定性を補正し、得られるガンマ線源放射能密度分布の解像度を改善すること。【解決手段】ガンマ線源の放射能密度分布を測定するコンプトンカメラで、前面検出器及び後面検出器と、該検出器からの出力に基づき計算しガンマ線源の放射能密度分布を再構成する演算手段を有しており、該演算手段は、ガンマ線の測定コンプトン散乱角不確定性を積分核に組み込んだ積分方程式の解を用いて、補正された方向線上ガンマ線源積算放射能分布を得ることにより、解像度の良いガンマ線源放射能密度分布を再構成する。前記演算手段は、次に示す関数kBrを組み込んだ積分方程式の解を用いることが望ましい。【数1】ここで、ベクトルsは前面検出器へのガンマ線の入射方向単位ベクトル、ベクトルtは前面検出器からのガンマ線のコンプトン散乱方向単位ベクトル、ωは測定コンプトン散乱角、Δωは測定コンプトン散乱角不確定度の半値幅である。
請求項(抜粋):
ガンマ線源の放射能密度分布を測定するコンプトンカメラであって、 前面検出器及び後面検出器と、該検出器からの出力に基づき計算しガンマ線源の放射能密度分布を再構成する演算手段を有し、 該演算手段は、ガンマ線の測定コンプトン散乱角の不確定性を積分核に組み込んだ積分方程式の解を用い、補正された方向線上ガンマ線源積算放射能分布を得ることにより、解像度の良いガンマ線源放射能密度分布を再構成することを特徴とするコンプトンカメラ。
IPC (1件):
G01T1/161
FI (1件):
G01T1/161 E
Fターム (6件):
2G088EE02 ,  2G088FF04 ,  2G088KK09 ,  2G088KK33 ,  2G088KK35 ,  2G088KK40
引用文献:
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