特許
J-GLOBAL ID:200903012601287190

鋼と超硬合金の接合した複合工具材及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川成 靖夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-140769
公開番号(公開出願番号):特開平9-300024
出願日: 1996年05月10日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 ろー材や金属薄板を用いた鋼と超硬合金の接合では、超硬合金とろー材や金属成分との融合性が悪く、接合強度が出にくく、また、鋼と超硬合金の熱膨張差に基づく残留応力の発生の問題があった。【解決手段】 直接または中間層を介して焼結接合された金属結合相量の多い超硬合金よりなる溶接可能層1bと、金属結合相量の少ない超硬合金よりなる耐摩耗層1aとからなる加工部1をもって、鋼に一体に接合した複合工具材を成形外枠3を用いた通電焼結法により製造する方法において、該成形外枠の加圧軸方向の肉厚が耐摩耗層原料粉末1a1側から溶接可能層原料粉末1b1側へ連続またはステップ状に増加するよう構成し、通電中に加工部原料粉末4の加圧軸方向に温度傾斜を形成しながら該加工部原料粉末を焼結しつつ、鋼2に焼結接合した超硬合金複合工具材である。
請求項(抜粋):
WC基超硬合金と鋼の接合した複合工具材において、該WC基超硬合金の加工部(1)が、金属結合相量3重量%以上、20重量%未満を含有するWC基超硬合金よりなる耐摩耗層(1a)と、金属結合相量20重量%以上、60重量%以下を含有するWC基超硬合金よりなる溶接可能層(1b)とからなり、該耐摩耗層と該溶接可能層が直接焼結結合またはそれら2層の間に耐摩耗層から溶接可能層方向へ連続またはステップ状に金属結合相量の増加する中間層(1c)をもって、耐摩耗層と溶接可能層が一体に焼結接合されていると共に、該溶接可能層(1b)と鋼(2)が直接接合されていることを特徴とする鋼と超硬合金の接合した複合工具材。
IPC (7件):
B21D 28/14 ,  B21D 37/01 ,  B21D 37/20 ,  B22F 3/105 ,  B22F 7/04 ,  B32B 15/01 ,  C22C 29/08
FI (7件):
B21D 28/14 A ,  B21D 37/01 ,  B21D 37/20 A ,  B22F 7/04 A ,  B32B 15/01 C ,  C22C 29/08 ,  B22F 3/10 N
引用特許:
審査官引用 (2件)

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