特許
J-GLOBAL ID:200903012652768249

細胞増殖抑制剤および免疫抑制剤としてのピリジルアルケン-およびピリジルアルキン-酸アミド類

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野河 信太郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-502318
公開番号(公開出願番号):特表2000-516913
出願日: 1997年06月20日
公開日(公表日): 2000年12月19日
要約:
【要約】本発明は、一般式(I)の新規ピリジルアルカンおよびピリジル アルキン酸アミド類、ならびにそれらの製造方法、これら化合物を含有する薬物、ならびに特に腫瘍の治療または免疫抑制のためのそれらの医療上の用途に関する。
請求項(抜粋):
式(I)の化合物:{式中、 R1は、水素、ハロゲン、シアノ、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、ベンジルオキシ、アミノカルボニル、カルボキシ、フェニル、フェノキシ、フェニルチオ、ピリジルオキシ、ピリジルチオ、アルキル、特にC1-C6-アルキル、アルケニル、特にC3-C6-アルケニル、アルキニル、特にC3-C6-アルキニル、ヒドロキシアルキル、特にC1-C6-ヒドロキシアルキル、アルコキシ、特にC1-C6-アルコキシ、アルケニルオキシ、特にC3-C6-アルケニルオキシ、アルキニルオキシ、特にC3-C6-アルキニルオキシ、アルカノイルオキシ、特にC1-C7-アルカノイルオキシ、アルコキシカルボニルオキシ、特にC2-C7-アルコキシカルボニルオキシ、アルキルチオ、特にC1-C6-アルキルチオ、アルケニルチオ、特にC3-C6-アルケニルチオ、アルキニルチオ、特にC3-C6-アルキニルチオ、シクロアルキル、特にC3-C8-シクロアルキル、シクロアルキルオキシ、特にC3-C8-シクロアルキルオキシ、シクロアルキルチオ、特にC3-C8-シクロアルキルチオ、アルコキシカルボニル、特にC2-C7-アルコキシカルボニル、アルキルアミノカルボニル、特にC2-C7-アルキルアミノルボニル、ジアルキルアミノカルボニル、特にC3-C13-ジアルキルアミノカルボニル、またはNR5R6[ここで、 R5およびR6は、水素、アルキル、特にC1-C6-アルキル、アルケニル、特にC3-C6-アルケニルおよびアルキニル、特にC3-C6-アルキニルから互いに独立して選ばれる]であり、 R2は水素、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、ベンジルオキシ、アルキル、特にC1-C6-アルキル、アルコキシ、特にC1-C6-アルコキシ、またはアルカノイルオキシ、特にC1-C7-アルカノイルオキシであり、ここでR1とR2は、それらが隣接しているとき、 -(CH2)4-、-(CH=CH)2-および-CH2O-CR7R8-O-[ここで、 R7およびR8は、互いに独立して、水素またはアルキル、特にC1-C6-アルキル]から選ばれるブリッジを任意に形成していてもよい、 R3は水素、ハロゲン、アルキル、特にC1-C6-アルキル、トリフルオロメチルまたはヒドロキシアルキル、特にC1-C6-ヒドロキシアルキルであり、そして R4は水素、ヒドロキシ、ベンジルオキシ、アルキル、特にC1-C6-アルキル、アルケニル、特にC3-C6-アルケニル、アルキニル、特にC3-C6-アルキニル、シクロアルキル、特にC3-C6-シクロアルキル、またはアルコキシ、特にC1-C6-アルコキシであり、 kは0または1であり、 Aは、少なくとも2以上の炭素原子を有するアルケニレン、特にC2-C6-アルケニレンであり、それはC1-C3-アルキル、ヒドロキシ、C1-C3-アルコキシ、フッ素、シアノまたはフェニルで1〜3回任意に置換されていてもよい、少なくとも4つの炭素原子を有するアルカジエニレン、特にC4-C6-アルカジエニレンであり、それはC1-C3-アルキル、フッ素、シアノまたはフェニルで1または2回任意に置換されていてもよい、1,3,5-ヘキサトリエニレンであり、それはC1-C3-アルキル、フッ素、シアノまたはフェニルで任意に置換されていてもよい、またはエチニレンであり、 Dは、アルキル、特にC1-C6-アルキル、ヒドロキシ、またはアルコキシ、特にC1-C6-アルコキシで1または2回任意に置換されていでもよいアルキレン、特にC1-C10-アルキレン、少なくとも2つの炭素原子を有するアルケニレン、特にC2-C10-アルケニレン、それはアルキル、特にC1-C6-アルキル、ヒドロキシ、またはアルコキシ、特にC1-C6-アルコキシで1または2回任意に置換されていてもよく、ここで、二重結合は環Eにあってもよい、少なくとも3つの炭素原子を有するアルキニレン、特にC3-C10-アルキニレン、それはアルキル、特にC1-C6-アルキル、ヒドロキシまたはアルコキシ、特にC1-C6-アルコキシで1または2回任意に置換されていてもよい、およびアルキレン、特にC1-C10-アルキレン、少なくとも2つの炭素原子を有するアルケニレン、特にC2-C10-アルケニレンまたは少なくとも3つの炭素原子を有するアルキニレン、特にC3-C10-アルキニレン、ここで1〜3のメチレン単位は各々等配電子的にO、S、NR9、CO、SOまたはSO2で置換されており、[ここで、 R9は、水素、アルキル、特にC1-C6-アルキル、アルケニル、特にC3-C6-アルケニル、アルキニル、特にC3-C6-アルキニル、アシル、特にC1-C6-アシルまたはアルキルスルホニル、特にC1-C6-アルキルスルホニルから選ばれる]から選ばれ、 Eは、またはから選ばれ、 式中、ヘテロ環式環は任意に二重結合を有していてもよく、 nおよびpは、互いに独立して、n+p≦4という条件の下にO、1、2または3であり、そして qは2または3であり、 R10は、水素、アルキル、特にC1-C6-アルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル、カルボキシまたは少なくとも2つの炭素原子を有するアルコキシカルボニル、特にC2-C7-アルコキシカルボニルであり、そして R11は、水素、アルキル、特にC1-C6-アルキルまたは窒素原子に隣接するオキソ基であり、ここで R10とR11は任意に一緒になって、炭素数1、2、3、4または5のアルキレン鎖、特にC1-C3-アルキレン鎖を形成し、二環式環システムを形成していてもよく、 Gは水素、G1、G2、G3、G4およびG5から選ばれ、ここで、 G1は残基 -(CH2)r-(CR13R14)s-R12 (G1)[ここで、 rは1〜3の整数または0であり、 sは0または1であり、 R12は水素、アルキル、特にC1-C6-アルキル、少なくとも3つの炭素原子を有するアルケニル、特にC3-C6-アルケニル、少なくとも3つの炭素原子を有するアルキニル、特にC3-C6-アルキニル、少なくとも3つの炭素原子を有するシクロアルキル、特にC3-C8-シクロアルキル、Nおよび/またはSおよび/またはOからの1または2のヘテロ原子を含み得る飽和の5〜7員ヘテロ環、ベンジルまたはフェニル、Nおよび/またはSおよび/またはOからの1〜3のヘテロ原子を含み得る、直接またはメチレン基を介して結合している単環式の芳香族5または6員ヘテロ環、8〜16の環原子および少なくとも一つの芳香環を有する縮合された2および3環式の芳香族または部分的に水和された炭素環式環システムであって、連結は芳香環または水和された環上に、直接またはメチレン基を介して存在し得る、8〜16の環原子および少なくとも一つの芳香環を有する縮合された2および3環式の芳香族または部分的に水和されたヘテロ環式環システムであって、1〜3の環原子はNおよび/またはSおよび/またはOから選ばれ、連結は芳香環または水和された環のいずれにあってもよく、直接またはメチレン基を介して存在し得るから選ばれ、 R13はR12と同じ意味を有するが、独立して選択され、 R14は水素、ヒドロキシ、メチル、ベンジル、フェニル、単環式の芳香族5または6員のヘテロ環であって、Nおよび/またはSおよび/またはOから選ばれる1〜3のヘテロ原子を含み、直接またはメチレン基を介して結合している、8〜16の環原子および少なくとも一つの芳香環を有する縮合された2および3環式の芳香族または部分的に水和された炭素環式環システムであって、連結は芳香環または水和された環のいずれにあってもよく、直接またはメチレン基を介して存在し得る、8〜16の環原子および少なくとも一つの芳香環を有する縮合された2および3環式の芳香族または部分的に水和されたヘテロ環式環システムであって、1〜3の環原子はNおよび/またはSおよび/またはOから選ばれ、連結は芳香環または水和された環上のいずれかに、直接またはメチレン基を介して存在し得るから選ばれる]を表わし、 G2は、残基または[ここで、置換基R12およびR14は上記の意味を有するか、または基 -NR12R14は、窒素原子を介して結合している窒素ヘテロ環であって、飽和または不飽和の単環式、4〜8損のヘテロ環であって、必須の窒素原子のほかに、任意にNおよび/またはSおよび/またはOから選ばれる1または2のヘテロ原子をさらに含んでいてもよい、または、8〜16の環原子を有する飽和または不飽和の2または3環式の縮合または架橋されたヘテロ環であって、必須の窒素原子のほかに、任意にNおよび/またはSおよび/またはOから選ばれる1または2のヘテロ原子をさらに含んでいてもよい、から選ばれる]、であり、 G3は残基 -SO2-(CH2)rR12 (G3)であり、そして G4は、残基[ここで、Ar1およびAr2は、互いに独立して、フェニル、ピリジルまたはナフチルから選ばれる]であり、 G5は、残基 -COR15 (G5)[ここで、R15はトリフルオロメチル、アルコキシ、特にC1-C6-アルコキシ、アルケニルオキシ、特にC3-C6-アルケニルオキシ、またはベンジルオキシから選ばれる]であり、ここで、置換基R1、R2、R4、R12、R13、R14、R15、Ar1およびAr2および/または環システム-NR12R14中の、いずれのアリール残基および/または芳香環システムも、互いに独立して、ハロゲン、シアノ、アルキル、特にC1-C6-アルキル、トリフルオロメチル、シクロアルキル、特にC3-C8-シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ヒドロキシ、アルコキシ、特にC1-C6-アルコキシ、アルコキシ、フッ素で全体的にまたは部分的に置換された、置換されたアルコキシ、特にC1-C6-アルコキシ、ベンジルオキシ、フェノキシ、メルカプト、アルキルチオ、特にC1-C6-アルキルチオ、カルボキシ、アルコキシカルボニル、特にC1-C6-アルコキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル、ニトロ、アミノ、モノアルキルアミノ、特にモノ-C1-C6-アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、特にジ-(C1-C6-アルキル)-アミノおよび芳香環または環システム上の2つの隣接基としてのメチレンジオキシから選ばれる、1〜3の同一または異なる残基で置換されていてもよい、 ここで、置換基R1からR13のアルキル、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシアルキル、アルコキシ、アルケニルオキシ、アルキニルオキシ、アルカノイルオキシ、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルオキシ、アルキルチオ、アルケニルチオ、アルキニルチオ、アルキレン、アシル、アルキルスルホニル、アルケニレン、アルキニレン、シクロアルキル、シクロアルキルオキシ、アルコキシカルボニル、アルキルアミノカルボニルまたはジアルキルアミノカルボニル残基の各々は、その構造により、1〜2または4、6、8、10または12炭素原子および/または2または3〜5、7、9、11または13および/または15炭素原子または4、5、6、7、8、9、1、11、12、13、14または15炭素原子を有してもよい}、ならびに、それらの立体異性体および/またはその混合物および薬理学的に許容されるそれらの酸付加塩(但し、(E)-3-(3-ピリジル)-N-[2-(1-ベンジルピペリジン-4-イル)エチル]-2-プロペンアミド塩酸塩を除く)。
IPC (25件):
C07D401/12 ,  A61K 31/4427 ,  A61K 31/4439 ,  A61K 31/4535 ,  A61K 31/454 ,  A61K 31/4545 ,  A61K 31/46 ,  A61K 31/4709 ,  A61K 31/498 ,  A61K 31/519 ,  A61K 31/55 ,  A61P 35/00 ,  A61P 37/06 ,  C07D401/14 ,  C07D405/14 ,  C07D409/14 ,  C07D413/12 ,  C07D413/14 ,  C07D417/14 ,  C07D451/02 ,  C07D491/052 ,  C07D495/04 105 ,  C07D495/04 116 ,  C07D513/04 331 ,  C07D513/04 343
FI (25件):
C07D401/12 ,  A61K 31/4427 ,  A61K 31/4439 ,  A61K 31/4535 ,  A61K 31/454 ,  A61K 31/4545 ,  A61K 31/46 ,  A61K 31/4709 ,  A61K 31/498 ,  A61K 31/519 ,  A61K 31/55 ,  A61P 35/00 ,  A61P 37/06 ,  C07D401/14 ,  C07D405/14 ,  C07D409/14 ,  C07D413/12 ,  C07D413/14 ,  C07D417/14 ,  C07D451/02 ,  C07D491/052 ,  C07D495/04 105 Z ,  C07D495/04 116 ,  C07D513/04 331 ,  C07D513/04 343
引用特許:
審査官引用 (2件)

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