特許
J-GLOBAL ID:200903012681416700

発電設備のバックアップ制御方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人湘洋内外特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-221713
公開番号(公開出願番号):特開2006-042551
出願日: 2004年07月29日
公開日(公表日): 2006年02月09日
要約:
【課題】発電設備のバックアップにかかるコストを低減する。【解決手段】不具合発生予兆検知部101が発電設備1Aの不具合発生の予兆を検出すると、運転条件-寿命関係推定部102が発電設備1Aの主要部品の運転条件-寿命情報を推定する。そして、継続運転判定部103がこの運転条件-寿命情報に基づいて発電設備1Aを次回計画停止日まで継続運転できるか否かを判定する。継続運転できない場合は局所負荷4に供給する電力にかかるコストを考慮して、継続運転できる場合は局所負荷4に供給する電力の不足分にかかるコストを考慮して、バックアップ選択部105が、バックアップ先として基幹系統3Bおよびバックアップ用発電設備1Bのいずれかを選択する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
負荷に接続された発電設備のバックアップを制御する発電設備のバックアップ制御方法であって、 前記発電設備の運転状態情報に基づいて、前記発電設備の不具合発生の予兆を検出する不具合予兆検知ステップと、 前記不具合予兆検知ステップにより前記発電設備の不具合発生の予兆が検出された場合に、前記発電設備を構成する所定部品の運転実績に基づいて、前記所定部品の運転条件と寿命との関係を示す運転条件-寿命情報を推定する部品寿命推定ステップと、 前記部品寿命推定ステップで前記所定部品の運転条件-寿命情報が推定された場合に、当該所定部品の運転条件-寿命情報と、設定された前記所定部品の交換時期までの残り時間とに基づいて、前記交換時期まで前記発電設備を継続運転できるか否かを判定する継続運転判定ステップと、 前記継続運転判定ステップにより前記交換時期まで前記発電設備を継続運転できないと判定した場合に、第1の連系器を介して前記負荷に接続されたバックアップ用発電設備により前記交換時期までに前記負荷に供給すべき電力量を補う場合にかかるコストと、第2の連系器を介して前記負荷に接続された電力系統から前記交換時期までに前記負荷に供給すべき電力量を補う場合にかかるコストとを比較し、前記発電設備のバックアップとして、前記バックアップ用発電設備および前記電力系統のいずれかを選択する第1のバックアップ選択ステップと、 前記継続運転判定ステップにより前記交換時期まで前記発電設備を継続運転できると判定した場合に、前記所定部品の寿命が前記交換時期までの残り時間以上となる運転条件で前記発電設備を稼動させた場合の発電量に基づいて、前記交換時期までに前記負荷に供給すべき電力量のうち、前記発電設備では賄えない不足電力量を推定する不足電力量推定ステップと、 前記不足電力量推定ステップにより推定された不足電力量が所定値より大きい場合に、前記バックアップ用発電設備により前記不足電力量を補う場合にかかるコストと、前記電力系統から前記不足電力量を補う場合にかかるコストとを比較し、前記発電設備のバックアップとして、前記バックアップ用発電設備および前記電力系統のいずれかを選択する第2のバックアップ選択ステップと、を有すること を特徴とする発電設備のバックアップ制御方法。
IPC (1件):
H02J 3/38
FI (1件):
H02J3/38 E
Fターム (2件):
5G066HA30 ,  5G066HB02
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
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