特許
J-GLOBAL ID:200903012737241991

電子回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 和男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-244060
公開番号(公開出願番号):特開2006-066454
出願日: 2004年08月24日
公開日(公表日): 2006年03月09日
要約:
【課題】基板間通信を誘導性結合によって実現する場合に、複数の通信チャネルを近接して並列に並べてもクロストークの発生を実際上無視できる程度に小さくすることができる電子回路を提供すること。【解決手段】送信コイル11を下のチップに、受信コイル12を上のチップに設けて、チップ間の距離をX、通信チャネル間の距離(すなわち、コイル中心間の水平距離)をYとしたとき、所定のYoにおいて、送信コイル11に起因する受信コイル12内の磁束密度が0になる位置が存在する。すなわち、Yが小さいと大きなクロストークが発生し、Yが大きいと逆符号の小さなクロストークが発生するため、その途中で磁束密度Bを受信コイル12内で積分した値が0になる位置が必ず存在することになる。この位置においては原理的にクロストークが発生しない。【選択図】図2
請求項(抜粋):
基板上の配線により形成される複数の送信コイルを有する第1基板と、 基板上の配線によりそれぞれ前記第1コイルと対応する位置に形成され第1コイルと誘導結合して通信チャネルを構成する複数の受信コイルを有する第2基板と を備え、各通信チャネルの送信コイル及び受信コイルは、距離に依存する近接通信チャネルからの正負のクロストークが相殺される位置に配設されていることを特徴とする電子回路。
IPC (2件):
H01L 25/18 ,  H01L 25/04
FI (1件):
H01L25/04 Z
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 電子回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-037242   出願人:学校法人慶應義塾
  • 特開平1-187666

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