特許
J-GLOBAL ID:200903012771545258

電動機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 和泉 良彦 ,  小林 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-163606
公開番号(公開出願番号):特開2006-340530
出願日: 2005年06月03日
公開日(公表日): 2006年12月14日
要約:
【課題】電動機のベクトル制御において、相互干渉成分演算結果でズレが生じ、比例積分制御部の積分項でズレ分を補償している時に、q軸電流値やq軸電流指令値が急峻に変動した場合における電流応答性能の悪化を防止する。 【解決手段】d軸電圧指令値を非干渉制御によって補償するq軸干渉成分の演算に用いるq軸インダクタンスLqの値を、q軸電流値またはq軸電流指令値と比例積分制御におけるd軸積分項出力とに基づいて補正する補正手段を設けた電動機の制御装置。補正手段は、d軸積分項出力Sd、d軸電流値Id、q軸電流値Iq、電動機巻き線抵抗値Raおよび電動機角速度ωとした場合に、下記(数1)式の演算により補正量αを算出し、q軸インダクタンスLqに補正量αを加算した値を補正後のq軸インダクタンスLq’とする。 α=(Sd-Id×Ra)/(Iq×ω) ...(数1)【選択図】図4
請求項(抜粋):
トルク指令値と電動機の回転速度からd軸電流指令値およびq軸電流指令値を求め、該d軸電流指令値およびq軸電流指令値とd軸電流値およびq軸電流値とのそれぞれの偏差に対して比例積分制御を施してd軸電圧指令値およびq軸電圧指令値を算出し、かつ、d軸電流値とq軸電流値の相互干渉成分を打ち消す非干渉制御を行い、前記d軸電圧指令値およびq軸電圧指令値を2相3相変換して3相電圧指令値とし、該3相電圧指令値をPWM変換したPWM信号でインバータを制御することにより、電動機に3相交流電力を供給して駆動する電動機の制御装置において、 前記d軸電圧指令値を非干渉制御によって補償するq軸干渉成分の演算に用いるq軸インダクタンスLqの値を、前記q軸電流値または前記q軸電流指令値と前記比例積分制御におけるd軸積分項出力とに基づいて補正する補正手段を設けたことを特徴とする電動機の制御装置。
IPC (3件):
H02P 21/00 ,  H02P 27/04 ,  H02P 6/08
FI (2件):
H02P5/408 C ,  H02P6/02 351A
Fターム (23件):
5H505BB09 ,  5H505DD03 ,  5H505DD08 ,  5H505EE41 ,  5H505EE49 ,  5H505GG04 ,  5H505HB02 ,  5H505JJ03 ,  5H505KK06 ,  5H505LL09 ,  5H505LL41 ,  5H505LL58 ,  5H560BB04 ,  5H560BB12 ,  5H560DA10 ,  5H560DB20 ,  5H560DC12 ,  5H560EB01 ,  5H560EC01 ,  5H560GG04 ,  5H560XA02 ,  5H560XA12 ,  5H560XA13
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • モータの駆動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-191650   出願人:三洋電機株式会社, 三洋電機空調株式会社

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