特許
J-GLOBAL ID:200903012822279981

液相および蒸気相の特別な分配を伴う蒸留反応方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-194345
公開番号(公開出願番号):特開平9-029090
出願日: 1996年07月24日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【解決手段】 上部蒸留帯域S から生じた液体の大部分を、接触帯域C の各触媒床8 の下でかつ接触帯域C の実質的には中央帯域に、実質的には触媒と接触しないで到着するように、少なくとも1つの収集手段6 によって収集する。前記触媒床8 の下に収集された液体の大部分を、実質的に半径方向である少なくとも1つの流通手段20によって実質的に半径方向に流通させて、少なくとも1つの液体分配帯域23内に導入するようにする。液体の大部分を、触媒床8 内を通過した後に、下部蒸留帯域B 内に流れ出るように、少なくとも1つの液体排出手段19によって回収する。【効果】 接触帯域の各触媒床内の液体の流通を改善する。
請求項(抜粋):
・場合によっては希釈剤によって希釈された複数の反応体でかつその1つが過剰である反応体を、a)触媒を含む少なくとも1つの触媒床を有する少なくとも1つの接触反応帯域と、b)前記接触帯域の下に位置する少なくとも1つの蒸留帯域、すなわち下部蒸留帯域と、c)前記接触帯域の上に位置する少なくとも1つの別の蒸留帯域、すなわち上部蒸留帯域とを有する蒸留反応帯域の少なくとも1つのレベルに導入すること、・蒸留反応帯域内に液相および蒸気相を有するように蒸留条件を維持すること、・接触帯域内において液体の大部分を下から上に触媒を通過して流通させること、・接触帯域内において蒸気の大部分を実質的に触媒と接触しないように下から上に流通させること、・所望の反応生成物の一部を回収すること、および・場合によっては希釈剤の一部、および反応体を回収することからなる蒸留反応方法において、・上部蒸留帯域から生じた液体の大部分を、接触帯域の各触媒床の下でかつ接触帯域の実質的には中央帯域に、実質的には触媒と接触しないで到着するように、少なくとも1つの収集手段によって収集すること、・前記触媒床の下に収集された液体の大部分を、実質的に半径方向である少なくとも1つの流通手段によって実質的に半径方向に流通させて、少なくとも1つの液体分配帯域内に導入するようにすること、および・液体の大部分を、触媒床内を通過した後に、下部蒸留帯域内に流れ出るように、少なくとも1つの液体排出手段によって回収すること、を特徴とする、蒸留反応方法。
IPC (8件):
B01J 8/04 311 ,  B01D 3/26 ,  B01J 19/24 ,  C07C 2/64 ,  C07C 15/073 ,  C10G 7/00 ,  C07C 41/42 ,  C07C 43/04
FI (8件):
B01J 8/04 311 Z ,  B01D 3/26 Z ,  B01J 19/24 Z ,  C07C 2/64 ,  C07C 15/073 ,  C10G 7/00 ,  C07C 41/42 ,  C07C 43/04 E
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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