特許
J-GLOBAL ID:200903088521804939

反応性蒸留方法およびこれの実施のための装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-335672
公開番号(公開出願番号):特開平5-269364
出願日: 1992年12月16日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】【構成】 反応性蒸留方法は、触媒床を含む反応セルRと蒸留タナ段からなる蒸留セルDとを備える反応性蒸留塔に、反応体Fを導入し(各反応セルRは、均質でない境界面によって、すべての蒸留セルDから分離されている);前記塔において蒸留条件を維持して、液相と蒸気相とを得て;液相を、下から上へ、各反応セルR内の触媒を通して流し;蒸留蒸気相を、蒸留セルD内の液相と接触するように、下から上へ、各蒸留セルDを通して流し;前記塔の一端部3において、所望の生成物を回収し、他端部1において、反応体の場合によって存在する希釈剤、過剰な反応体を回収する。およびこの方法のための装置。【効果】 本発明の方法および装置によると、塔製作の単純化と経済性に優れ、最適効率の条件で操作を行うことができ、触媒床の目詰まりを防ぐことができる。
請求項(抜粋):
-(a) 適切な触媒床を含む少なくとも1つの反応セル(cellule) ;および(b) 少なくとも1つの蒸留タナ段からなる少なくとも1つの蒸留セル、であって、各反応セルは、均質でない境界面によって、すべての隣接蒸留セルから分離されているもの、を備える反応性蒸留塔の少なくとも1つのレベルにおいて、純粋または希釈された反応体を、別々にまたは混合して導入すること、-前記塔において蒸留条件を維持して、前記塔において液相と蒸気相とを得るようにすること、-液相の少なくとも一部を、下から上へ、各反応セル内の触媒を通して流すこと、-蒸留蒸気相の少なくとも一部を、前記蒸気相が、蒸留セル内の液相と接触するように、下から上へ、各蒸留セルを通して流すこと、-前記反応性蒸留塔の1つの端部において、所望の生成物の少なくとも一部を回収すること、-前記塔のもう1つの端部において、反応体の場合によって存在する希釈剤、およびすべての過剰な反応体の少なくとも一部を回収すること、を特徴とする反応性蒸留方法。
IPC (7件):
B01J 8/20 ,  B01D 3/34 ,  C07C 2/66 ,  C07C 15/073 ,  C07C 15/085 ,  C07C 41/06 ,  C07C 43/04
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 触媒蒸留反応器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-236773   出願人:ケミカル・リサーチ・アンド・ライセンシング・カンパニー

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