特許
J-GLOBAL ID:200903012851725613

データバックアップ/復元方法およびシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋田 収喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-317894
公開番号(公開出願番号):特開平9-160832
出願日: 1995年12月06日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】 暗号鍵(復号鍵)の面倒な受渡しを行うことなく、バックアップ作業者自身が認めた正規の復号者のみに可搬媒体のバックアップデータを復元させ、バックアップデータの秘密性、安全性を保持すること。【解決手段】 可搬媒体にデータをバックアップする際に、バックアップ作業者が指定した暗号鍵で暗号化して可搬媒体に格納すると共に、バックアップ作業者が「復元処理の実行」を認めた複数の復元者のIDと、バックアップデータを格納した可搬媒体のボリュームIDと、暗号鍵とを復元者DBに登録しておき、バックアップデータを復元する際には、可搬媒体のボリュームIDと1組になっている複数の復元者のIDを読出し、復元しようとする者が入力したIDに一致する復元者IDが存在する場合のみ、その復元者が入力した復号鍵または第2の計算機から送信されて来た復号鍵によって可搬媒体の暗号化データを復号を許す。
請求項(抜粋):
可搬媒体に対してデータをバックアップすると共に、そのバックアップしたデータを復元する第1の計算機と、この第1の計算機にネットワーク経由で接続された第2の計算機を備えた分散システムにおけるデータバックアップ/復元方法であって、前記第1の計算機で可搬媒体にデータをバックアップする際に、バックアップするデータの復元を許す少なくとも1人の復元者識別情報を入力するステップと、バックアップするデータの暗号鍵を入力するステップと、可搬媒体の識別子を検出するステップと、前記可搬媒体の識別子,復元者識別情報および暗号鍵とから成る1組の情報を第2の計算機に送付し、第2の計算機が管理するデータベースに登録させるステップと、バックアップ対象のデータを前記暗号鍵によって暗号化して前記可搬媒体に格納するステップと、前記可搬媒体から暗号化したバックアップデータを第1の計算機で復元する際に、復元者の識別情報を入力するステップと、復元対象の可搬媒体の識別子を検出するステップと、可搬媒体の識別子と復元者の識別情報とを第2の計算機に送信し、前記データベース中の情報と照合することにより、復元者がデータベース中に予め登録されている正規の復元者であるか否かの認証を受けるステップと、正規の復元者である旨の認証結果を受け、可搬媒体のデータを復元するための復号鍵を入力するステップと、入力された復号鍵によって可搬媒体のデータを復号するステップとを備えることを特徴とするデータバックアップ/復元方法。
IPC (3件):
G06F 12/14 320 ,  G06F 3/06 304 ,  G06F 12/16 310
FI (3件):
G06F 12/14 320 B ,  G06F 3/06 304 M ,  G06F 12/16 310 M
引用特許:
出願人引用 (5件)
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