特許
J-GLOBAL ID:200903012901144986
回転電機の回転子の接合方法、及びこの接合方法に用いる溶接装置、及び前記接合方法により接合された回転電機の回転子
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-210275
公開番号(公開出願番号):特開平10-234160
出願日: 1997年08月05日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 周方向に隣合う接合部25同士が当接することを防止すること。【解決手段】 下層コイル4のコイル突出部4cと上層コイル5のコイル突出部5cとをアーク溶接により接合した接合部25は、上層コイル端部5bの軸方向端面5d上で最も径方向の外周位置25aが大きく(即ち、接合部25の径方向外周端25aが上層コイル端部5bの軸方向端面5d上に形成される)、且つ下層コイル突出部4cの径方向内周端面4dより接合部25の径方向内周端25bの方が径方向の内周側に位置している。また、接合部25の周方向の幅25Wは、溶融した母材が周方向に拡がることにより、上層コイル突出部5cの周方向の幅5W以上となっている。このアーク溶接は、溶接トーチの電極棒を両コイル突出部4c、5cの接合境界部を中心として下層コイル突出部4c側と上層コイル突出部5c側とに揺動させながら行われる。
請求項(抜粋):
外周部にスロットを有する電機子鉄心と、この電機子鉄心を回転自在に支持する回転軸と、前記電機子鉄心のスロットに組み付けられる所定数の下層コイルと、この下層コイルの後から前記電機子鉄心のスロットに組み付けられる所定数の上層コイルとを備え、前記電機子鉄心のスロットに前記下層コイルと前記上層コイルとをそれぞれ組み付けて、前記下層コイルの一端部に設けられた下層コイル突出部と別のスロットに組み付けられた前記上層コイルの一端部に設けられた上層コイル突出部とを前記回転軸の外周で径方向に重ね合わせ、その重ね合わされた両コイル突出部と他の両コイル突出部とが周方向に近接して配置された被加工物に対し、前記両コイル突出部をアーク溶接により接合する接合方法であって、前記両コイル突出部が接合される境界部もしくはアーク溶接機の溶接トーチを、周方向の同一位置で径方向に揺動させながら前記下層コイル突出部と前記上層コイル突出部とを接合することを特徴とする回転電機の回転子の接合方法。
IPC (6件):
H02K 15/02
, B23K 9/00 501
, B23K 9/022
, B23K 9/12 350
, B23K 9/167
, H02K 3/51
FI (6件):
H02K 15/02 J
, B23K 9/00 501 N
, B23K 9/022 A
, B23K 9/12 350 D
, B23K 9/167 A
, H02K 3/51 A
引用特許:
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