特許
J-GLOBAL ID:200903012906841987

カルボン酸及びアルコールの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-169331
公開番号(公開出願番号):特開2001-002599
出願日: 1999年06月16日
公開日(公表日): 2001年01月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 共沸剤を使用せずに、簡単な工程によりカルボン酸エステルからカルボン酸とアルコールを得ることのできる方法を提供する。【解決手段】 少なくとも構成成分の1部を全還流で操作する第1の蒸留塔から抜き出した側流とするカルボン酸エステル含有液を酸触媒が充填された加水分解反応器に供給し、本質的にカルボン酸、アルコール、水及びカルボン酸エステルからなる反応生成液を得、該反応生成液を前記第1の蒸留塔に供給し、該蒸留塔の塔底から本質的にカルボン酸、アルコール及び水からなる塔底液を抜き出し、該塔底液を第2の蒸留塔で、アルコールを主成分とする塔頂留分とカルボン酸及び水からなる塔底液とに分離し、該塔底液を第3の蒸留塔で、カルボン酸及び水からなる塔頂留分とカルボン酸からなる塔底液とに分離し、該塔頂留分を前記第1の蒸留塔の塔頂へ循環するとともに該塔頂に水を添加する。
請求項(抜粋):
カルボン酸エステルを酸触媒の存在下に加水分解して反応生成液を得、該生成液を蒸留により分離してカルボン酸とアルコールを製造する方法であって、少なくとも構成成分の1部を全還流で操作する第1の蒸留塔から抜き出した側流とするカルボン酸エステル含有液を酸触媒が充填された加水分解反応器に供給し、本質的にカルボン酸、アルコール、水及びカルボン酸エステルからなる反応生成液を得、該反応生成液を前記第1の蒸留塔に供給し、該蒸留塔の塔底から本質的にカルボン酸、アルコール及び水からなる塔底液を抜き出し、該塔底液を第2の蒸留塔で、アルコールを主成分とする塔頂留分とカルボン酸及び水からなる塔底液とに分離し、該塔底液を第3の蒸留塔で、カルボン酸及び水からなる塔頂留分とカルボン酸からなる塔底液とに分離し、該塔頂留分を前記第1の蒸留塔の塔頂へ循環するとともに該塔頂に水を添加することを特徴とするカルボン酸及びアルコールの製造方法。
IPC (8件):
C07C 27/02 ,  B01J 31/08 ,  C07C 27/28 ,  C07C 29/80 ,  C07C 31/04 ,  C07C 51/09 ,  C07C 53/08 ,  C07B 61/00 300
FI (8件):
C07C 27/02 ,  B01J 31/08 X ,  C07C 27/28 ,  C07C 29/80 ,  C07C 31/04 ,  C07C 51/09 ,  C07C 53/08 ,  C07B 61/00 300
Fターム (12件):
4H006AA02 ,  4H006AC41 ,  4H006AC46 ,  4H006AD11 ,  4H006BA66 ,  4H006BD60 ,  4H006BE60 ,  4H006BS10 ,  4H039CA60 ,  4H039CA65 ,  4H039CD40 ,  4H039CE20
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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