特許
J-GLOBAL ID:200903012910608014

キラルα-ハロゲンカルボン酸の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津国 肇 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-153663
公開番号(公開出願番号):特開平9-002995
出願日: 1996年06月14日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】【課題】 製薬学的活性物質の合成又は光学活性液晶の合成のための 重要かつ用途の広い光学活性α-ブロモ-及びα-クロロカルボン酸等の新規製造方法を提供すること。【解決手段】 式(I):【化17】(Xは、臭素又は塩素;Mは、水素、NR14+ 又はアルカリ若しくはアルカリ土類金属の陽イオン;R1 は、水素又は低級アルキル;nは、0又は1;Rは、水素、C1 〜C20アルキル(末端位で-NR22、-COOR2 、-OR3 で置換されていてもよい)又は遊離若しくは保護-CHO基、置換されていてもよい環A;R2 は、水素又は低級アルキル;R3 は、水素又は保護基;*はキラリティ中心)の光学活性化合物を、製造する方法であって、一般式(II)(R、n、X、*及びMは、上記と同義である)のα,β不飽和化合物を光学活性の、好ましくはアトロプ異性のジホスフィン配位子のルテニウム錯体の存在下に、エナンチオ選択的に水素添加する方法。
請求項(抜粋):
式(I):【化1】(式中、Xは、臭素又は塩素を表し;Mは、水素、NR14+ 又はアルカリ若しくはアルカリ土類金属の陽イオンを表し;R1 は、水素又は低級アルキルを表し;nは、0又は1を表し;Rは、水素、1〜20個の炭素原子を有するアルキル(これは、場合により、末端位で、-NR22、-COOR2 、-OR3 で置換されていてもよい)又は遊離若しくは保護された-CHO基、あるいは環Aを表し;R2 は、水素又は低級アルキルを表し;R3 は、水素又は保護基を表し;環Aは、場合により置換されていてもよい環を表し;そして*はキラリティ中心を表す)で示される光学活性α-ブロモ-若しくはα-クロロカルボン酸、又はそれぞれ、これらの塩若しくはエステルを、製造する方法であって、一般式(II):【化2】(式中、R、n、X及びMは、上記と同義である)で示されるα,β不飽和化合物を、光学活性の、好ましくはアトロプ異性のジホスフィン配位子のルテニウム錯体の存在下に、エナンチオ選択的に水素添加することを特徴とする方法。
IPC (10件):
C07C 53/19 ,  B01J 31/24 ,  C07C 51/36 ,  C07C 55/32 ,  C07C 59/135 ,  C07C 59/147 ,  C07C227/14 ,  C07C229/20 ,  C07F 15/00 ,  C07B 61/00 300
FI (10件):
C07C 53/19 ,  B01J 31/24 Z ,  C07C 51/36 ,  C07C 55/32 ,  C07C 59/135 ,  C07C 59/147 ,  C07C227/14 ,  C07C229/20 ,  C07F 15/00 A ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (4件)
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