特許

J-GLOBAL ID：200903012912914015

血液分析方法

発明者： 坂田 孝
出願人/特許権者： 東亜医用電子株式会社
代理人 (1件)： 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-290243
公開番号（公開出願番号）：特開平6-207942
出願日： 1993年11月19日
公開日（公表日）： 1994年07月26日
要約：

【要約】【目的】 細胞を分類計数するうえで、煩雑な固定操作を行うことなく、細胞膜の選択的な物質排除機能を除去して、通常細胞膜を通過しない標識物質を細胞構成成分と結合させ、これによって光学的差異を用いて細胞を区別するための方法を提供する。【構成】 血液試料と、カチオン性界面活性剤及び両性界面活性剤の少なくとも1種を含む水性溶液及び標識物質とを処理して、白血球を選択的に標識化することからなり、前記界面活性剤の水性溶液が、前記血液試料中に存在する白血球の細胞膜の全体を破壊しないが、該細胞膜の一部に損傷を与えるのに十分な濃度で使用され、前記標識物質が、損傷した細胞膜を通過して、前記白血球中の構成成分と結合しうるものであり、かつ前記処理は、pH3.0〜11.0で行われることからなる血液分析方法。

請求項（抜粋）：

血液試料に、カチオン性界面活性剤及び両性界面活性剤の少なくとも1種を含む水性溶液及び標識物質とを作用させて、白血球を選択的に標識化することからなり、前記界面活性剤の水性溶液が、前記血液試料中に存在する白血球の細胞膜の全体を破壊しないが、該細胞膜の一部に損傷を与えるのに十分な濃度で使用され、前記標識物質が、損傷した細胞膜を通過して、前記白血球中の構成成分と結合しうるものであり、かつ前記処理は、pH3.0〜11.0で行われることからなる血液分析方法。

IPC (3件)：

G01N 33/58 ,  G01N 1/30 ,  G01N 33/48

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 白血球分析方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-090559   出願人：株式会社日立製作所, 日立計測エンジニアリング株式会社
• 特開平3-137566
  
• 特開平4-013969