特許
J-GLOBAL ID:200903012914853722

量子欠陥磁束ピン止め型超伝導材料及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平山 一幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-009276
公開番号(公開出願番号):特開2002-220230
出願日: 2001年01月17日
公開日(公表日): 2002年08月09日
要約:
【要約】【課題】 銅酸化物超伝導体において、スピン量子欠陥を有し、c軸方向の超伝導コヒーレンス長が長く、かつ、超伝導異方性が小さいことにより、不可逆磁界Hirr、臨界電流密度Jc及び超伝導転移温度Tcが高い、量子欠陥磁束ピン止め型超伝導材料及びその製造方法を提供する。【解決手段】 スピンの無いMgイオンの回りのCu原子のスピンがスピン相互作用により大きく分極し、一定方向にその向きを揃え、この分極の磁界によって分極近傍の超伝導電子対が破壊され、非超伝導相、または、超伝導転移温度の低い超伝導相となり、磁束が侵入し易くなり、磁束ピン止めセンターとして作用する。
請求項(抜粋):
スピン、スピン相互作用、交換相互作用、超交換相互作用、及び/又は、スピン揺らぎ効果が超伝導機構の主要部分である銅酸化物超伝導体において、スピンを有するCuイオン及び/又はOイオンの結晶格子点に、スピンを持たないイオン、空格子、異種スピン状態のイオン、及び/又は格子欠陥からなるスピン量子欠陥を有しており、このスピン量子欠陥が超伝導コヒーレンス長程度の領域に非超伝導相又は低い超伝導転移温度相を形成する効果により、上記スピン量子欠陥が磁束のピン止め中心として作用することを特徴とする、量子欠陥磁束ピン止め型超伝導材料。
IPC (3件):
C01G 3/00 ZAA ,  C01G 1/00 ,  H01B 13/00 565
FI (3件):
C01G 3/00 ZAA ,  C01G 1/00 S ,  H01B 13/00 565 D
Fターム (10件):
4G047JA02 ,  4G047JC10 ,  4G047KB04 ,  4G047LB01 ,  5G321AA01 ,  5G321CA04 ,  5G321CA24 ,  5G321CA27 ,  5G321DB12 ,  5G321DB45
引用特許:
審査官引用 (1件)

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