特許
J-GLOBAL ID:200903012956634214

ターボ回転機械の自動調整シール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-269927
公開番号(公開出願番号):特開2000-097352
出願日: 1998年09月24日
公開日(公表日): 2000年04月04日
要約:
【要約】【課題】 蒸気タービン等のターボ回転機械に用いられる自動調整シールにおいて、小型化指向等のニーズに適切に対応し、かつ、シールの隙間を自動的に変化させ、流体の漏れを極力防止することができるようにしたものを提供することを課題とする。【解決手段】 回転体の起動・停止時に半径方向外方に付勢される可動シールリングは、この付勢力を可動シールリングの内周側に配置した波形ばね等により与えられ、かつ、周方向中央位置に設けた案内装置により位置決めされており、定格運転時には作動流体で半径方向内方に押圧されてシールを調整するという明解にしてコンパクトな構成であり、設置場所として狭隘なスペースとならざるを得ないシール構造、特に小型化を求められる動翼、静翼等のチップシールに適用して特に有益なものである。
請求項(抜粋):
回転部とこれに対峙する固定部との間に配置され、ラビリンスフィンを有するシールリングを、回転体の水平分割面寄りに配置された固定シールリングと、中央寄りに配置された可動シールリングとにより形成し、同可動シールリングは回転体の起動・停止時に半径方向外方に弾性体で付勢され、定格運転時に半径方向内方に作動流体で押圧されるターボ回転機械の自動調整シールにおいて、前記固定シールリングと可動シールリングの合い口を段差付水平合せ面又は水平合せ面で構成すると共に、前記可動シールリングを位置決めする周方向中央位置に設けた案内装置を有し、前記弾性体を可動シールリングの内周側に配置した波形ばねで構成したことを特徴とするターボ回転機械の自動調整シール。
IPC (3件):
F16J 15/447 ,  F01D 11/02 ,  F16J 15/16
FI (3件):
F16J 15/447 ,  F01D 11/02 ,  F16J 15/16 B
Fターム (12件):
3G002HA05 ,  3G002HA10 ,  3J042AA04 ,  3J042BA01 ,  3J042CA03 ,  3J042CA12 ,  3J043AA16 ,  3J043BA07 ,  3J043BA09 ,  3J043CA20 ,  3J043DA05 ,  3J043HA04
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特表平7-504485
  • ラビリンスシール
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-248465   出願人:三菱重工業株式会社
  • 特公昭49-029975

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