特許
J-GLOBAL ID:200903013063651699

レーザマーキング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後呂 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-099745
公開番号(公開出願番号):特開2002-292482
出願日: 2001年03月30日
公開日(公表日): 2002年10月08日
要約:
【要約】【課題】 曲線部分や屈曲部分での内回り現象による印字品質の低下を抑えつつ、マーキングの高速化が可能なレーザマーキング装置を提供する。【解決手段】 制御手段130は、点Cの座標データを与える際、点Cの座標データとその直前に与えた点A,Bの座標データに基づいて、変更角度θbを基準角度と比較する。変更角度θbは基準角度よりも大きいことが検知され、マーキングポイントが点Bに接近したことを知らせる検知信号を接近状態検出手段250から受けたときに、点Cの座標データをガルバノスキャナ220に与える。これにより点B付近での内回り現象を回避することができる。続いて点Dの座標データについても同様に遅延するが、点Eの座標データでは、点Dでの変更角度θdが基準角度より小さいことが検知されて、通常のタイミングでガルバノスキャナ220に与えることになる。これにより印字品質の低下を抑えつつマーキングの高速化を図ることが可能になる。
請求項(抜粋):
レーザ光を出射するレーザ光源と、前記レーザ光の方向を変えて被マーキング対象物上に前記レーザ光の照射点となるマーキングポイントを走査するガルバノスキャナと、前記被マーキング対象物に印字する文字、記号、図形等に関するマーキング情報を設定するための設定手段と、設定された前記マーキング情報に基づいて、前記文字、記号、図形等を、所定の線要素に分け、それら各線要素のそれぞれについて、始点及び終点を含む複数の座標データを生成するデータ生成手段と、前記データ生成手段で生成された前記座標データを前記ガルバノスキャナに順次与えて駆動させ、前記マーキングポイントの移動方向を、前記各座標データに対応する被マーキング対象物上の位置に向う方向に順次変更しつつ移動させることで、前記文字、記号、図形等が前記被マーキング対象物上に順次印字されるように制御する制御手段とを備えたレーザマーキング装置において、前記データ生成手段により生成された前記座標データに基づいて、各座標データを前記ガルバノスキャナに与えることで変更される前記マーキングポイント移動方向の変更角度が所定の角度以上であることを検知する変更角度検知手段と、前記座標データのうち、前記変更角度検知手段によって前記変更角度が所定の角度以上になることが検知された座標データについては、前記ガルバノスキャナに与えるタイミングを遅延させる遅延手段とを備えたことを特徴とするレーザマーキング装置。
IPC (3件):
B23K 26/00 ,  B41M 5/26 ,  G02B 26/10 104
FI (4件):
B23K 26/00 B ,  B23K 26/00 M ,  G02B 26/10 104 Z ,  B41M 5/26 S
Fターム (11件):
2H045AB33 ,  2H045AB43 ,  2H045BA15 ,  2H045DA31 ,  2H111HA14 ,  2H111HA32 ,  4E068AB00 ,  4E068CA08 ,  4E068CB02 ,  4E068CD06 ,  4E068CE03
引用特許:
出願人引用 (3件)

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