特許
J-GLOBAL ID:200903013082960520

電子式車両位置検出システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-313407
公開番号(公開出願番号):特開平10-154293
出願日: 1996年11月25日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】現在の車両走行位置等のマーカ情報と共に車両の幅方向の変位を電子的に検出できるようにする。【解決手段】マーカ11は、金属板16及びIDタグ部17からなり、IDタグ19はマーカ固有の情報を記憶させた不揮発性メモリを備えている。センサ部12a〜12cは、励磁コイル21、アンテナ23、受信コイル24等からなり、アンテナ23によりマーカ11との間で通信を行ない、その受信信号を増幅して復調器26で復調する。車両がマーカ11上を通過する際、励磁コイル21が発生する磁界により金属板16に渦電流が流れ、磁界が発生する。この磁界を受信コイル24a〜24cにより検知し、車両変位検出処理部13Bの増幅器31で増幅して検波器32で検波する。この検波出力の車両走行方向のピーク点をピーク検知部33で検知し、その時の各検波器32の出力から車幅方向の変位を検出する。
請求項(抜粋):
車両の走行路に所定の間隔で設けられ、予め記憶設定されたマーカ情報を高周波信号に変換して送信するIDタグ部及び該IDタグ部に所定の間隔を保って設けられる金属板からなるマーカと、前記IDタグ部に設けられ、各マーカ固有の情報を記憶してなる不揮発性メモリと、前記車両の全部に設けられた複数のセンサ部と、前記センサ部に設けられ、前記IDタグ部への電力供給用磁界及び前記金属板への動作磁界を発生する励磁コイルと、前記複数のセンサ部の少なくとも1つに設けられ、前記IDタグ部からの電波を受信するアンテナと、前記アンテナにより受信した信号を処理する処理手段と、前記センサ部に設けられ、前記金属板が発生する磁界を検出する受信コイルと、前記受信コイルによる検出信号の車両走行方向におけるピーク点を検出するピーク点検出手段と、前記ピーク点検出手段によりピーク点が検出された際、前記各センサ部における受信コイルの検出信号のレベルを検出する信号レベル検出手段と、前記各信号レベル検出手段により検出された各信号レベルに基づいて前記マーカに対する前記車両の変位を検出する変位検出手段とを具備したことを特徴とする電子式車両位置検出システム。
IPC (4件):
G08G 1/042 ,  B60T 7/18 ,  G01C 21/00 ,  B62D 6/00
FI (4件):
G08G 1/042 A ,  B60T 7/18 ,  G01C 21/00 A ,  B62D 6/00
引用特許:
審査官引用 (5件)
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