特許
J-GLOBAL ID:200903013094506506
判定装置、判定システム、判定方法、及びコンピュータプログラム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
村松 義人
, 鈴木 正剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-022491
公開番号(公開出願番号):特開2008-190880
出願日: 2007年01月31日
公開日(公表日): 2008年08月21日
要約:
【課題】正確性、客観性を担保しつつ、非破壊で、建造物等に用いられている膜材の現時点での強度を判定する技術を提供する。【解決手段】判定装置100は、対象膜材の表面を撮像して得た基礎画像についての基礎画像データをカメラ200から受付け、基礎画像の所定の範囲のすべての画素に割当てられた色についての情報である画素値を検出して色情報を得る。判定装置は、色情報を、複数の表色系について得る。判定装置は、実際に強度が落ちた多数の膜材のサンプルを実測して得た複数の表色系についての色情報と、サンプルの強度についての強度情報を有している。判定装置は、基礎画像から得た色情報とそれが持っていた色情報を比較して、基礎画像の強度情報を決定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
少なくとも片面が樹脂により形成された膜材の強度の劣化の度合いを判定する判定装置であって、
強度の劣化の度合いを判定される対象膜材の樹脂により形成された面である判定対象面を所定の撮像装置によって撮像することによって得られた基礎画像についての基礎画像データを受付ける受付け手段と、
前記受付け手段が受付けた基礎画像データから、当該基礎画像データの基になった基礎画像中の適当な範囲内に位置するすべての画素に割当てられた色に関連した情報である色情報が、複数の表色系について一組とされたものである組色情報を生成する色分析手段と、
前記対象膜材と同種の膜材に対して計測を行うことによって実際に得られた、当該膜材の強度についての情報である強度情報と、当該膜材の樹脂により形成された面を所定の撮像装置によって撮像して得られた画像についての画像データから、当該画像データの基になった画像の適当な範囲内に位置するすべての画素に割当てられた色に関連した情報である基準色情報が、前記色分析手段が用いるのと同じ複数の表色系について一組として生成された基準組色情報とを、様々な強度について、前記強度情報と、前記基準組色情報とを互いに対応付けた状態で複数記録した記録手段と、
前記色分析手段が生成した前記組色情報と、前記記録手段に記録されている複数の前記基準組色情報とを、前記組色情報に含まれる複数の前記色情報と、前記基準組色情報に含まれる複数の前記基準色情報との類似性により比較することで、前記組色情報と最も近い前記基準組色情報か、又は前記組色情報と同じであると判断できる前記基準組色情報に基づいて求められる組色情報を決定するとともに、前記組色情報と最も近い前記基準組色情報を決定した場合にはその基準組色情報と対応付けられている前記強度情報を用いて、前記組色情報と同じであると判断できる組色情報を決定した場合にはその組色情報に対応付けられると推定される強度情報を用いて、前記対象膜材の強度の判定結果を決定する決定手段と、
を備えている、判定装置。
IPC (2件):
FI (3件):
G01N21/27 B
, G01N21/27 A
, G01J3/50
Fターム (10件):
2G020AA08
, 2G020DA05
, 2G020DA14
, 2G020DA42
, 2G020DA52
, 2G059AA05
, 2G059BB10
, 2G059EE13
, 2G059HH02
, 2G059KK04
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