特許
J-GLOBAL ID:200903013109347558

射出成形方法および射出成形用金型装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横沢 志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-251084
公開番号(公開出願番号):特開2003-053784
出願日: 2001年08月22日
公開日(公表日): 2003年02月26日
要約:
【要約】【課題】 窪み、貫通孔などを備えた板状部品を、ウエルドラインを発生させることなく精度良く成形可能な射出成形用金型装置を提案すること。【解決手段】 射出成形用金型装置1における固定側のキャビティ型7と可動側のコア型11の間に形成されているキャビティ12内に、溶融樹脂を射出してその隅々にまで行き渡らせる。次に、その流動が停止した後に、固定側金型部分2の側に取り付けた油圧シリンダ25、26によって押し抜きピン23、24をキャビティ内に押し込む。溶融樹脂が硬化した後に、押し抜きピン23、24をキャビティ内から退避させ、型開き、脱型を行う。押し抜きピン23、24によって板状部品に貫通孔部分が形成される。溶融樹脂の射出時には、キャビティ内に溶融樹脂の流れを分岐させるような貫通孔形成用突起が存在しないので、ウエルドラインが成形品表面に現れることがない。よって、精度良く貫通孔を備えた板状部品を射出成形できる。
請求項(抜粋):
貫通孔や窪みなどを備えた板状部品を射出成形する射出成形方法であって、固定側型板および可動側型板の間に、前記板状部品から窪みや貫通孔を省略した形状に対応するキャビティを区画形成し、このキャビティ内に溶融樹脂を射出し、前記キャビティ内の隅々まで溶融樹脂が行き渡って、当該溶融樹脂の流動が停止した後に、前記固定側型板あるいは前記可動側型板の側から前記キャビティ内に押し抜きピンを突出させて、前記貫通孔や窪みなどに対応する部分を形成し、前記キャビティ内に充填された溶融樹脂の硬化後に、前記押し抜きピンを前記キャビティ内から退避させることを特徴とする貫通孔などを備えた板状部品の射出成形方法。
Fターム (8件):
4F202AG01 ,  4F202AG28 ,  4F202AM36 ,  4F202CA11 ,  4F202CB01 ,  4F202CK15 ,  4F202CK52 ,  4F202CK74
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る