特許
J-GLOBAL ID:200903013237500652

内視鏡用処置具における処置部の構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-155110
公開番号(公開出願番号):特開平10-179601
出願日: 1997年06月12日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【解決手段】両連動レバー12,13の連結孔14,15に一本のリンクワイヤ16,17を挿通して引掛けるとともに、各リンクワイヤ16,17の両端部16a,17aを操作ワイヤ11に溶着する。両リンクワイヤ16,17のうち、連動部材2内に収納される内側部分20,21と、連動部材2内から引き出される外側部分22,23との境目部分に折曲部24,25を形成し、外側部分22,23の間隔Bを内側部分20,21の間隔Aよりも大きくする。そして、第一採取刃体7と第二採取刃体8とが互いに閉じた状態で、両リンクワイヤ16,17により第一採取刃体7と第二採取刃体8とを互いに閉じる方向へ働かせる力をほぼ零にするように設定している。【効果】両連動レバー12,13に対するリンクワイヤ16,17の連結作業を容易に行うとともに、両採取刃体7,8を開き始める初期において軽い操作力で円滑に動作させることができる。
請求項(抜粋):
内視鏡を介して体内に挿入される連動部材(2)の先端部に設けた処置部(3)をこの連動部材(2)の操作ワイヤ(11)を介して操作部(1)により遠隔操作して作動させる内視鏡用処置具において、前記処置部(3)にあっては、処置体(7,8)を支軸(9)により回動可能に支持し、この処置体(7,8)から延設した連動レバー(12,13)に連結孔(14,15)を設けて、この連結孔(14,15)に一本のリンクワイヤ(16,17)を挿通して引掛け、このリンクワイヤ(16,17)の両端部(16a,17a)を前記連動部材(2)の操作ワイヤ(11)の先端部(11a)に連結したことを特徴とする内視鏡用処置具における処置部の構造。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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