特許
J-GLOBAL ID:200903013262007430

受動伝導冷却型レーザ結晶媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-267772
公開番号(公開出願番号):特開平11-150315
出願日: 1998年09月22日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】 ソリッドステートYAGレーザ結晶媒体12に取付けられた熱伝導組立体14を含む光ポンプ型レーザ装置10を提供する。【解決手段】 熱伝導組立体14は、発生した熱を冷却表面24及び26を通して拡散させる熱拡散要素32からなる。この要素は、システムから熱を除去する熱放出構造37を含む。レーザシステムの効率は、レーザ結晶媒体を矢印40で示す経路に沿ってポンピングし、熱伝導組立体が除去する熱を矢印42に沿って導くようなジオメトリによって改善される。これらの経路は互いに直交しており、レーザ結晶12内の温度変化を最小にしてシステムのOPDを低い値にする効果的なジオメトリを提供する。熱伝導組立体14は、ディフューザ32からの熱の除去を容易にするために、液体型熱交換器43または熱パイプ33を含むことができる。
請求項(抜粋):
レーザビーム波形を生成するソリッドステートレーザ媒体を備えている光ポンプ型レーザにおいて、上記レーザビーム波形は内部反射によってジグザグ経路を通って上記媒体を均一に伝播し、上記レーザ媒体は、それらを通して上記レーザ媒体が励起される第1の面部分と、それらを通して上記レーザ媒体が受動的に冷却される第2の冷却面部分とを有し、上記第1の面部分には、上記レーザ媒体を励起するための放射が導かれて上記レーザビームを生成させ、上記第2の面部分には、熱を周囲環境内へ放出するための伝導組立体からなる手段が取付けられ、それによって、上記波形が上記レーザ媒体内で遭遇する温度変化を最低にするようにしたことを特徴とする光ポンプ型レーザ。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平3-204984
  • 固体レーザ発振器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-262857   出願人:新日本製鐵株式会社
  • 特開昭61-287287
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