特許
J-GLOBAL ID:200903013274580283

摩擦駆動装置の設計方法および摩擦駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木下 實三 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-221242
公開番号(公開出願番号):特開2002-039309
出願日: 2000年07月21日
公開日(公表日): 2002年02月06日
要約:
【要約】【課題】 線接触状態にある駆動ローラとフリクションバーとの接触面に生じる接触圧力と剪断応力を正しく見積もり、局所的に発生する部材表面の損傷や疲労破壊を減少させ、長寿命化を図る摩擦駆動装置、その設計方法を提供する。【解決手段】 駆動ローラおよびフリクションバーのそれぞれを、直径D[mm]、直線部長さB[mm]、フィレット半径R[mm]、鋼製である円柱形状ローラと、円柱形状ローラと接する部分が平面をなした鋼製のフリクションバーとし、それらの形状および接触力P[N]が、10≦D≦50、10≦B≦50、1≦R≦100、245≦P≦2940の範囲において、次式を満たすように構成する。【数1】
請求項(抜粋):
駆動手段により回転運動を行う駆動ローラと、この駆動ローラの回転方向へかつその駆動ローラと相対移動可能なフリクションバーと、前記駆動ローラとフリクションバーとを所定の接触圧で接触させる接触予圧手段とを備え、前記駆動ローラとフリクションバーとの間に生じる摩擦力により、前記駆動ローラを支持する構造体と前記フリクションバーとの間に相対運動を発生させる摩擦駆動装置の設計方法において、前記駆動ローラの軸方向端部に発生する接触圧力を算出する接触圧力算出工程と、この接触圧力算出工程によって算出された接触圧力を剪断応力に変換する剪断応力変換工程と、この剪断応力変換工程によって変換された剪断応力が前記駆動ローラを構成する部材の許容剪断応力以下となるように駆動ローラを設計する設計工程とを備えたことを特徴とする摩擦駆動装置の設計方法。
IPC (2件):
F16H 19/02 ,  F16C 13/00
FI (3件):
F16H 19/02 P ,  F16C 13/00 A ,  F16C 13/00 E
Fターム (10件):
3J103AA02 ,  3J103BA46 ,  3J103FA09 ,  3J103FA12 ,  3J103FA13 ,  3J103GA02 ,  3J103GA52 ,  3J103HA03 ,  3J103HA15 ,  3J103HA32
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 摩擦駆動機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-183188   出願人:株式会社ミツトヨ
  • 相互接触部材装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-303085   出願人:光洋精工株式会社
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 強度設計データブック, 19710825, 第5版, 1077〜1079頁

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