特許
J-GLOBAL ID:200903013276790080

高強度を有する微粒炭化タングステン基超硬合金の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-273299
公開番号(公開出願番号):特開平10-259433
出願日: 1996年10月16日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 高強度を有する微粒炭化タングステン基超硬合金を製造する。【解決手段】 WC粉末、酸化コバルト粉末、炭素粉末、Cr3 C2粉末、Cr2 O3 粉末、VC粉末、およびV2 O5 粉末を重量%で、酸化コバルト粉末:6〜30%、炭素粉末:0.5〜4%、必要に応してCr3 C2 粉末、Cr2 O3 粉末、VC粉末、およびV2O5 粉末のうち1種以上:0.2〜3%、残りWC粉末を混合した後、還元性または不活性ガス雰囲気中で還元処理して、Co:5〜20%、必要に応じてCrおよび/またはV:0.1〜2%を含有し、残りがWCと不可避不純物からなる組成を有し、かつWC粉末の表面上にCoまたはCo-Crおよび/またはV合金が分散分布した状態で融着してなるWC/Co複合粉末、またはWC/Co-Crおよび/またはV合金複合粉末を形成し、これから通常の粉末冶金法にて微粒WC基超硬合金を製造する。
請求項(抜粋):
原料粉末として、0.3〜1μm未満の平均粒径を有する炭化タングステン粉末、いずれも0.1〜0.8μmの平均粒径を有するが、前記炭化タングステン粉末の平均粒径に比して相対的に細粒の酸化コバルト粉末および炭素粉末を用い、これら原料粉末を、以下いずれも重量%で、酸化コバルト粉末:6〜25%、炭素粉末:0.5〜4%、炭化タングステン粉末:残り、からなる配合組成に配合し、混合した後、還元性または不活性ガス雰囲気中で還元処理して、Co:5〜20%、炭化タングステンおよび不可避不純物:残り、からなる組成を有し、かつ炭化タングステン粉末の表面上にCoが分散分布した状態で融着してなる炭化タングステン/Co複合粉末を形成し、この炭化タングステン/Co複合粉末から通常の粉末冶金法にて炭化タングステン基超硬合金を製造することを特徴とする高強度を有する微粒炭化タングステン基超硬合金の製造方法。
IPC (2件):
C22C 1/05 ,  C22C 29/08
FI (2件):
C22C 1/05 H ,  C22C 29/08
引用特許:
審査官引用 (1件)

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