特許
J-GLOBAL ID:200903013383640482

自動車運搬船の換気設備の給気設備構造または排気設備構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大滝 均
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-197578
公開番号(公開出願番号):特開2006-015933
出願日: 2004年07月05日
公開日(公表日): 2006年01月19日
要約:
【課題】 複層の車輌積載甲板を有する自動車運搬船の貨物区画を換気する換気設備の給気設備構造または排気設備構造において、設備コストや運転コストを従来よりも低減させ、各車両積載甲板への風量分散を適切に確保でき、積載車輌に直接、換気の風をあてることなく、艤装時においては、従来よりも前工程で給排気ダクトを取り付けることができる換気設備の給気設備構造または排気設備構造を提供する。【解決手段】 暴露甲板の上部に位置する外気取り入れ口、吸気ダクトおよび送風機と、暴露甲板下に位置する給排気ダクトがこの順序で連接される自動車運搬船の換気設備の給気設備構造または排気設備構造において、複層の車輌積載甲板を貫通して各車輌積載甲板に外気を供給、あるいは換気後の空気を排出する給排気ダクトを各車輌積載甲板間で相互に所定の離間距離をもって分離させ、分離した給排気ダクトを上層から下層に行くにしたがって、順々にその断面の大きさを絞り込む構成とした。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
暴露甲板下に順に第1の甲板、第2の甲板、・・・第(n-2)の甲板、第(n-1)の甲板、第nの甲板(n≧3)から構成される複層の車輌積載甲板を有する自動車運搬船の貨物区画を換気する換気設備において、 前記換気設備は同一構造を有する給気設備と排気設備とからなり、 前記給気設備および前記排気設備は相互に切り替え可能な給排気兼用設備であって、 前記給排気兼用設備は、前記暴露甲板上に設置される吸気ダクトと、 前記吸気ダクトの下端に連接する送風機と、 前記送風機の下端に連接し前記複層の車輌積載甲板を貫通する給排気ダクトとから構成され、 前記給排気ダクトは前記複層の車輌積載甲板間において相互に所定の離間距離をもって分離されて、前記暴露甲板を貫通する第1の給排気ダクト、前記第1の甲板を貫通する第2の給排気ダクト、・・・、前記第(n-2)の甲板を貫通する第(n-1)の給排気ダクト、および前記第(n-1)の甲板を貫通する第nの給排気ダクト(n≧3)が形成され、 前記第nの給排気ダクトの下端は第nの甲板から離間して設置され、 前記第1の給排気ダクト、前記第2の給排気ダクト、・・・、前記第(n-1)の給排気ダクト、および前記第nの給排気ダクトの各断面図形は相互に略相似形であり、 前記第1の給排気ダクトの断面積は前記第2の給排気ダクトの断面積よりも大きく、かつ、前記第1の給排気ダクトの投影図形は前記第2の給排気ダクトの投影図形を包容し、 前記第(n-1)の給排気ダクトの断面積は前記第nの給排気ダクトの断投影面積よりも大きく、かつ、前記第(n-1)の給排気ダクトの投影図形は前記第nの給排気ダクトの投影図形を包容していることを特徴とする自動車運搬船の換気設備の給気設備構造または排気設備構造。
IPC (2件):
B63J 2/08 ,  B63B 25/00
FI (2件):
B63J2/08 C ,  B63B25/00 102Z
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 船舶用空気調和装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-144710   出願人:三菱重工業株式会社
審査官引用 (4件)
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