特許
J-GLOBAL ID:200903013435646239

車両用シート装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-067669
公開番号(公開出願番号):特開2000-264114
出願日: 1999年03月15日
公開日(公表日): 2000年09月26日
要約:
【要約】【課題】 衝撃発生時の乗員の胸部、頭部への負荷を軽減できると共に確実にサブマリン現象を防止できる車両用シート装置を提供する。【解決手段】 車両の衝撃発生が検出されたら、乗員の頭部及び胸部に最大荷重が加わる前に乗員の腰部及びその近傍が最大荷重となるように動力発生装置を作動させて滑り出し防止部材をもってシートクッションの一部を上方へ突出させて乗員の腰部及びその近傍を拘束することで、即ち乗員の胸部、頭部に加わる荷重を分散することで、人体の重要部位である胸部及び頭部に加わる最大荷重が下がり、その損傷を低減できると共にかつ確実にサブマリン現象を防止できる。また、早期に、即ち車両前方からの衝撃による車両変形前に乗員の大腿部を持ち上げることで乗員脚部及び下肢部の保護も可能となる。
請求項(抜粋):
車両衝突などの衝撃発生時に乗員がシートベルトの下部から前方へ滑り出すことを防止するべく、衝撃発生を検出する手段と、シートクッションの一部を上方へ突出させるための滑り出し防止部材と、前記滑り出し防止部材を駆動するための動力発生装置と、前記シートクッションの一部を上方へ突出させた状態で前記滑り出し防止部材を保持するためのロック機構と、前記衝撃発生検出手段からの検出結果に応じて前記動力発生装置を作動させる制御装置とを具備し、前記衝撃発生検出手段により衝撃発生が検出されたら、乗員の頭部及び胸部に最大荷重が加わる前に乗員の腰部及びその近傍に最大荷重が加わるように前記動力発生装置を作動させて前記滑り出し防止部材をもって前記シートクッションの一部を上方へ突出させるようになっていることを特徴とする車両用シート装置。
IPC (2件):
B60N 2/42 ,  B60R 22/28
FI (2件):
B60N 2/42 ,  B60R 22/28
Fターム (4件):
3B087BD15 ,  3B087CD04 ,  3D018DA01 ,  3D018DA07
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-275230
  • 車両用シート
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-039740   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 特開平1-275230

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