特許
J-GLOBAL ID:200903013530719464
車輪用軸受装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
越川 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-321544
公開番号(公開出願番号):特開2009-144791
出願日: 2007年12月13日
公開日(公表日): 2009年07月02日
要約:
【課題】キャップ圧入時の圧入傷やかじりの発生を防止してパイロット部の気密性の向上を図ると共に、圧入力を軽減して作業性の向上を図った車輪用軸受装置を提供する。【解決手段】ホイールパイロット部11の内周面に円筒状の嵌合面12が形成され、この嵌合面12に鋼板製のキャップが圧入されてホイールパイロット部11の開口部が閉塞された車輪用軸受装置において、嵌合面12が研削加工によって形成され、キャップ13が、当該嵌合面12に所定のシメシロを介して圧入される嵌合部13aと、この嵌合部13aから径方向外方に延びる重合部13bと、この重合部13bに連続して形成された底部13cとからなるカップ状に形成されると共に、ホイールパイロット部11の端部内周に、キャップ13が圧入される時のガイド面となる面取り部14が形成され、このガイド幅Bが少なくとも1mmに設定されている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、
前記複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された内方部材と、
この内方部材と前記外方部材の両転走面間に転動自在に収容された複列の転動体とを備え、
前記外方部材または内方部材の一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、この車輪取付フランジのアウター側の側面にブレーキロータおよび車輪が順に重ねられて取り付けられると共に、
前記車輪取付フランジのアウター側の側面から突出して形成され、前記ブレーキロータの内径面を案内する円筒状のブレーキパイロット部、およびこのブレーキパイロット部からさらに突出して形成され、前記車輪の内径面を案内するホイールパイロット部を備え、
このホイールパイロット部の内周面に円筒状の嵌合面が形成され、この嵌合面に鋼板製のキャップが圧入されて前記ホイールパイロット部の開口部が閉塞された車輪用軸受装置において、
前記キャップが、前記嵌合面に所定のシメシロを介して圧入される嵌合部と、この嵌合部から径方向外方に延びる重合部と、この重合部に連続して形成された底部とからなるカップ状に形成されると共に、前記ホイールパイロット部の端部内周に、前記キャップが圧入される時のガイド面となる面取り部が形成され、このガイド幅が少なくとも1mmに設定されていることを特徴とする車輪用軸受装置。
IPC (4件):
F16C 33/76
, B60B 35/18
, F16C 19/18
, F16C 33/58
FI (5件):
F16C33/76 A
, B60B35/18 B
, B60B35/18 C
, F16C19/18
, F16C33/58
Fターム (23件):
3J016BA02
, 3J101AA02
, 3J101AA32
, 3J101AA43
, 3J101AA54
, 3J101AA62
, 3J101BA56
, 3J101BA73
, 3J101DA11
, 3J101FA31
, 3J101FA46
, 3J101GA03
, 3J701AA02
, 3J701AA32
, 3J701AA43
, 3J701AA54
, 3J701AA62
, 3J701BA56
, 3J701BA73
, 3J701DA11
, 3J701FA31
, 3J701FA46
, 3J701GA03
引用特許:
出願人引用 (1件)
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車輪用軸受装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-180722
出願人:NTN株式会社
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