特許
J-GLOBAL ID:200903013578163646

シールド余掘り部の先行充填工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 荒船 博司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-366721
公開番号(公開出願番号):特開2003-166396
出願日: 2001年11月30日
公開日(公表日): 2003年06月13日
要約:
【要約】【課題】 地山落ちや地盤沈下を起こす可能性を低下させることを、従来より簡便に行うことが可能となる、シールド余掘り部先行充填工法を提供する。【解決手段】 シールド機10の掘削機構11aの直後から、粘度、比重を調整するとともに、硬化するまでの時間を遅延させた充填材3を圧入することにより、余掘り部5aを該充填材3によって充填する。テールボイド部4においては、充填材3中において遮蔽袋22aを膨らませて遮蔽袋付きセグメントリング22を穴5の内壁に支持させること、および、該遮蔽袋付きセグメントリング22どうしの間に位置する急曲線用セグメントリング21を該遮蔽袋付きセグメントリング22に連結するとともに、該遮蔽袋22aどうしの間の空間に該充填材3を充填すること、によって該遮蔽袋付きセグメントリング22および急曲線用セグメントリング21を前記穴5内に安定して保持する。
請求項(抜粋):
最前部に掘削機機構を有するシールド機を用いて掘削した穴の内周に、相互に離れ、かつ、外周部に遮蔽袋の設けられている遮蔽袋付きセグメントリングと、該遮蔽袋付きセグメントリングどうしの間に位置するセグメントリングと、を前記穴内に安定して保持する工程を含むシールド余掘り部の先行充填工法であって、前記シールド機から、該シールド機と穴との空隙である余掘り部に、粘度、比重を調整するとともに、硬化するまでの時間を遅延させた粘動性・遅硬性注入材を圧入して充填し、この充填された粘動性・遅硬性注入材中において前記遮蔽袋を膨らませて前記遮蔽袋付きセグメントリングを穴の内壁に支持させること、および、該遮蔽袋どうしの間の空間を充填している粘動性・遅硬性注入材が時間の経過とともに硬化すること、によって該遮蔽袋付きセグメントリングおよび該遮蔽袋付きセグメントリングの間に位置するセグメントリングを前記穴内に安定して保持すること、を特徴とするシールド余掘り部の先行充填工法。
Fターム (3件):
2D055BA01 ,  2D055JA04 ,  2D055KA11
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • シールド余掘り部の先行充填置換工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-023024   出願人:財団法人下水道新技術推進機構, 西松建設株式会社
  • 裏込め注入工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-267376   出願人:戸田建設株式会社, 株式会社立花マテリアル

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