特許
J-GLOBAL ID:200903013591764020

印刷装置および印刷方法並びに記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-080455
公開番号(公開出願番号):特開平11-254712
出願日: 1998年03月11日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】 双方向記録が可能な印刷装置において、副走査の送り量に応じて、ヘッドの往運動時と復運動時に形成されるドットの色相の相違に基づく色ムラが生じていた。【解決手段】 インクジェットプリンタにおいて、副走査方向のノズルピッチを画像記録密度の2倍とする。ヘッドの往運動時におけるラスタの形成(往)と復運動時におけるラスタの形成(復)を交互に用いつつ副走査方向の送り量を大小2種類組み合わせて画像を記録する。小送りは1ラスタとし、上下に隣接するラスタを「往→復」の順で形成することで、両者の色相の相違に基づく色ムラを解消する。大送りの前後ではさまれるラスタについて、オーバラップ方式によるドットの記録を行い、バンディングを防止する。この結果、双方向記録において色ムラおよびバンディングのない良好な画質を得ることができる。
請求項(抜粋):
ヘッドを印刷媒体に対し相対的に往復動する主走査により該主走査方向のドット列であるラスタを形成しつつ、前記ヘッドを印刷媒体に対し相対的に一方向に移動する副走査により複数のラスタを形成することによって、該印刷媒体上に入力された画像データに応じた多色の画像を印刷し得る印刷装置であって、副走査方向に所定のピッチで配置され所定の単色のインクを吐出可能な複数のノズルからなるノズル列を、前記多色の画像に用いられるインクの色数に対応した数だけ有し、主走査における往復双方の運動時にそれぞれ各色ごとのドットを形成することができ、かつ該往復運動時で各色のインクを吐出する順序が異なるヘッドと、ヘッドの往運動および復運動においてドットが形成されるごとに1ラスタ分だけ副走査を行う小送り手段と、該小送り手段により所定領域のラスタのドットが形成された後、該領域の副走査方向に隣接する領域に前記領域と一部のラスタにおいて重複してドットを形成可能な位置に副走査を行う大送り手段と、該重複するラスタにおいては2回の主走査によりドットが形成され、その他のラスタにおいては1回の主走査によりドットが形成されるようにヘッドを制御するドット形成制御手段とを備える印刷装置。
IPC (3件):
B41J 2/21 ,  B41J 2/51 ,  B41J 19/18
FI (3件):
B41J 3/04 101 A ,  B41J 19/18 B ,  B41J 3/10 101 G
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (14件)
  • 特開平3-045350
  • 印刷方式及びインクジェットプリンタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-179620   出願人:セイコーエプソン株式会社
  • 特開平3-045350
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