特許
J-GLOBAL ID:200903013658155458

可変容量形ベーンポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-097952
公開番号(公開出願番号):特開平11-294347
出願日: 1998年04月09日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】【課題】 リリーフバルブの作動時にバルブ部分を通過するリリーフ流量を減少させ、その流れによって生じる異音、圧力変動の発生を抑制し、またポンプの駆動馬力を低減する。【解決手段】 ベーン3aを有するロータ3を一側寄りに片寄らせた状態で揺動自在に支持したカムリング2の外周部両側の流体圧室5,6に、ポンプ吐出側通路11に設けた第1の固定絞り21の上、下流側の流体圧を導入する。前記固定絞りの下流側部分から低圧側の流体圧室を介してポンプ吸込側に至るパイロット通路22を設け、このパイロット通路のポンプ吐出側通路と低圧側の流体圧室との間にパイロット通路の流れを検出する第2の絞り23を設ける。前記パイロット通路の低圧側流体圧室からポンプ吸込側に至る通路にパイロット型リリーフバルブ20を設ける。
請求項(抜粋):
ベーンを有するロータを一側寄りに片寄らせた状態でこのロータとの間にポンプ室を形成するカムリングと、このカムリングの周囲に嵌装されカムリングの外周面の周方向の一部に軸線方向に沿って配置した揺動ピンを支点として前記ポンプ室の容積が変動するように揺動可能に支持し前記ポンプ室の容積が最大となる方向に付勢している付勢手段と、前記ポンプ室からのポンプ吐出側通路の一部に設けたポンプ吐出側流量を検出する絞りの上、下流側の流体圧を導入する一対の流体圧室を前記カムリングの外周部両側に形成するポンプボディと、このボディ内で軸支されることにより前記ロータを回転させる回転軸と、前記ポンプ吐出側の流体圧が一定圧以上になったときにポンプ吸込側にリリーフさせるリリーフバルブとを備え、前記ポンプ吐出側通路の絞りの下流側部分から前記低圧側の流体圧室を介してポンプ吸込側に至るパイロット通路を設け、このパイロット通路の前記ポンプ吐出側通路と前記低圧側の流体圧室との間にパイロット通路の流れを検出する第2の絞りを設けるとともに、前記パイロット通路の前記低圧側の流体圧室と前記ポンプ吸込側との間にパイロット型リリーフバルブを設けたことを特徴とする可変容量形ベーンポンプ。
IPC (3件):
F04C 15/04 321 ,  F04C 15/04 311 ,  F04C 2/344 331
FI (3件):
F04C 15/04 321 F ,  F04C 15/04 311 D ,  F04C 2/344 331 J
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開昭53-130504
  • 特開昭53-130505
  • 可変容量形ポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-010430   出願人:自動車機器株式会社
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審査官引用 (3件)
  • 特開昭53-130504
  • 特開昭53-130505
  • 可変容量形ポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-010430   出願人:自動車機器株式会社

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