特許
J-GLOBAL ID:200903033476928380

可変容量形ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-010430
公開番号(公開出願番号):特開平8-200239
出願日: 1995年01月26日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】【目的】 可変容量形ポンプにおいて、移動変位可能なカムリングおよび制御バルブのスプールに生じる発振を抑制し、ポンプ吐出側での脈動を緩和する。【構成】 ボディ11内でロータ15外周部にポンプ室18を形成するカムリング17を移動可能に配置する。カムリング外周側には第1、第2の流体圧室36,37が形成される。ポンプ室からの吐出側通路24,29,43,44,45途中に、可変メータリングオリフィス40を設ける。このオリフィス前、後の流体圧で作動されポンプ室からの吐出流量に応じた各流体圧室への供給流体圧を制御するスプール式制御バルブ30を設ける。このバルブの一方室にオリフィス上流側を接続する流体通路46,47と、バルブ作動で一方室を第1の流体圧室に接続する流体通路35,19bの少なくとも一方に、一段または複数段の絞りによる絞り部50,51,52を設ける。
請求項(抜粋):
ベーンを有しポンプボディ内で回転自在なロータと、このロータ外周部との間にポンプ室を形成するように嵌装されかつ前記ポンプボディ内で移動変位可能に配置されるとともに前記ポンプ室容積が最大となるような付勢力が与えられているカムリングと、前記ポンプ室から吐出される圧力流体の吐出側通路途中に設けられるメータリングオリフィスと、前記カムリング外周部でポンプボディとの間にシール手段を介して分割形成され前記メータリングオリフィス前、後の流体圧、ポンプ吸込側の流体圧を選択的に導入することにより前記カムリングを移動変位させる第1および第2の流体圧室と、前記メータリングオリフィス前、後の流体圧によって作動され前記ポンプ室からの圧力流体の吐出流量に応じて前記各流体圧室への供給流体圧を制御するスプール式の制御バルブを備えており、前記ポンプ室からの圧力流体の吐出側通路における前記メータリングオリフィス上流側を、流体通路を介して前記制御バルブの一方室に接続し、前記メータリングオリフィス下流側を、流体通路を介して前記制御バルブの他方室に接続するとともに、前記ポンプ吸込側を前記制御バルブの軸線方向中央部に接続し、前記制御バルブの一方室に接続されるポンプ吐出側と前記ポンプ吸込側とを、スプールの動きによって選択的に前記第1の流体圧室に接続する流体通路を設け、前記ポンプ吐出側から前記制御バルブの一方室に至る流体通路とこの制御バルブから前記第1の流体圧室に至る流体通路との少なくともいずれか一方に、絞り部を設けたことを特徴とする可変容量形ポンプ。
IPC (2件):
F04C 15/04 ,  F04C 2/344 331
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 可変容量形ポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-341065   出願人:自動車機器株式会社
  • 特開昭53-130505
審査官引用 (2件)
  • 可変容量形ポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-341065   出願人:自動車機器株式会社
  • 特開昭53-130505

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