特許
J-GLOBAL ID:200903013676314610

ジルコニア多孔質体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-317249
公開番号(公開出願番号):特開2006-124256
出願日: 2004年10月29日
公開日(公表日): 2006年05月18日
要約:
【課題】気孔率や通気率が高く且つ機械的強度が高いジルコニア多孔質体およびその製造方法を提供する。【解決手段】焼結結晶粒に比較して高強度であるが焼結性の低い電融ジルコニア粉末は、微粉ジルコニアや酢酸ジルコニウム溶液に由来する微細粒子が存在する部分では、拡散が促進され延いては焼結が促進されるので、高強度の粗大結晶粒がその微細粒子に由来する微細結晶粒で強固に接合させられた高強度の焼結体が得られる。しかも、微細粒子は、酢酸ジルコニウム溶液から専ら電融ジルコニア粉末相互の接触部に析出させられることから、一様性の高い焼結体組織が得られる。このとき、表面の凹凸が大きい電融ジルコニア粉末相互間には、相互の接触部の周囲に大きな隙間が形成されることから、上記拡散は専らその接触部で生じ、隙間部分では焼結が促進されないので、焼結体内にはその隙間に由来する多数の連通細孔が生成され、多孔質体が得られる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
厚み方向に貫通する多数の連通細孔を備えたジルコニア多孔質体であって、 電融ジルコニア粉末に由来する粗大結晶粒と、 前記電融ジルコニア粉末よりも微細な微粉ジルコニア粉末と、ジルコニウム含有溶液中のジルコニウムおよびチタニウム含有溶液中のチタニウムの少なくとも一種とに由来して、前記粗大結晶粒の相互間に位置し且つその粗大結晶粒を相互に結合するその粗大結晶粒100(重量部)に対して20(重量部)以上の割合の微細結晶粒と を、含むことを特徴とするジルコニア多孔質体。
IPC (5件):
C04B 38/00 ,  B01D 69/10 ,  B01D 71/02 ,  C04B 35/48 ,  G01N 27/409
FI (5件):
C04B38/00 304Z ,  B01D69/10 ,  B01D71/02 ,  C04B35/48 Z ,  G01N27/58 B
Fターム (23件):
2G004BM04 ,  2G004BM07 ,  4D006GA01 ,  4D006GA02 ,  4D006MA09 ,  4D006MC03 ,  4G019GA02 ,  4G031AA11 ,  4G031AA12 ,  4G031BA03 ,  4G031BA07 ,  4G031BA18 ,  4G031BA27 ,  4G031CA04 ,  4G031CA09 ,  4G031GA02 ,  4G031GA03 ,  4G031GA06 ,  5H026AA06 ,  5H026BB01 ,  5H026BB08 ,  5H026EE12 ,  5H026HH01
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (12件)
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