特許
J-GLOBAL ID:200903013698390263

アンペロメトリックセンサを利用して分析対象物の濃度を測定する方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津国 肇 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-110631
公開番号(公開出願番号):特開平8-304340
出願日: 1996年05月01日
公開日(公表日): 1996年11月22日
要約:
【要約】【課題】 アンペロメトリックセンサを利用して流体試料中の分析対象物の濃度を測定する際に、センサの保存時に生じた還元型の媒介物に起因する測定誤差を減少させる手段の提供。【解決手段】 予め酸化電位を電極間に印加して、保存中に還元型に変化した媒介物の少なくとも一部を酸化型に戻してから、実際の測定を行う方法および装置。
請求項(抜粋):
分析対象物に対して特異的な酵素と、該分析対象物と該酵素との反応に応答して還元されるものであり、部分的な還元をすでに受けている媒介物とを含む組成物をその表面に有する基準電極と、電気化学的に接続した作用電極の表面に流体試料を適用する工程;および周囲条件下でのセンサの保存期間内および電流測定期間前の期間に生じた還元型の該媒介物の量に起因するものであり、かつ作用電極と基準電極との間に十分な電位を印加してそれから秒単位の期間内に還元型の該媒介物を酸化することにより作用電極で測定される、作用電極と基準電極との間の電流を測定する工程により、流体試料中を通過する電流の関数として流体試料中の分析対象物の濃度を測定する、分析対象物の濃度を測定する方法において、電極間に酸化電位を印加して該媒介物の少なくとも一部をその酸化型に戻す工程;および系を開回路または電流を実質的に減らす電位に切り換えて、設定した遅延期間中、作用電極における電気化学的反応速度を最小限にしたのち、第二の電位を電極間に印加し、流体試料中に発生した電流を測定する工程を含む、分析対象物を高精度で測定し得る、分析対象物の濃度を測定する方法。
IPC (7件):
G01N 27/48 ,  G01N 27/327 ,  G01N 27/416 ,  G01N 33/483 ,  G01N 33/66 ,  G01N 33/72 ,  G01N 33/92
FI (7件):
G01N 27/48 Z ,  G01N 33/483 F ,  G01N 33/66 C ,  G01N 33/72 B ,  G01N 33/92 A ,  G01N 27/30 353 R ,  G01N 27/46 338
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

前のページに戻る