特許
J-GLOBAL ID:200903013729143880
インクジェットヘッド
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
板谷 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-317420
公開番号(公開出願番号):特開平9-131864
出願日: 1995年11月10日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【課題】 インクジェットヘッドにおいて、アクチュエータを構成する圧電素子の接合に用いられる接着剤の厚みを所定の範囲で制限することで、アクチュエータの側壁に形成される電極の被覆率が低下するのを防止し、インク液滴の均質な噴出性能を確保する。【解決手段】 2種の圧電素子でなる側壁4a,4bを接着する接着層10は、側壁4a,4bに形成される電極51,52の被覆率が所定値以上に保持されるように薄くしている。これにより、2種の圧電素子に跨がる側壁の電極が遮断されるようなことがなく、所望のアクチュエータ特性を確保でき、噴射性能が低下することがなくなる。
請求項(抜粋):
インク液を噴射して記録を行うインクジェット式記録装置に用いられるインクジェットヘッドにおいて、インク液滴を噴射するためのノズルと、前記ノズルと連通され噴射されるべき液体を該ノズルに供給する圧力チャンバーと、前記圧力チャンバーの側壁を構成する、分極方向が異なる2種の圧電素子及び前記側壁に形成され該分極方向と直角方向の電界を印加する電極からなるアクチュエータと、前記アクチュエータの作動により前記ノズルから噴射されたインク液を圧力チャンバー内に補充する給液手段とからなり、前記2種の圧電素子は接着層を介して接着されており、この接着層の厚みを、前記側壁に形成される電極の被覆率が所定値以上に保持されるように、薄くしたことを特徴とするインクジェットヘッド。
IPC (2件):
引用特許: