特許
J-GLOBAL ID:200903013748386173

炭素繊維製造用合成繊維処理剤及び炭素繊維製造用合成繊維の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 入山 宏正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-314684
公開番号(公開出願番号):特開2002-129481
出願日: 2000年10月16日
公開日(公表日): 2002年05月09日
要約:
【要約】【課題】炭素繊維の製造において、耐炎化工程での耐炎化繊維相互の融着防止と耐炎化工程での糸切れの発生防止とを同時に且つ充分に図ることができる炭素繊維製造用合成繊維処理剤及び炭素繊維製造用合成繊維の処理方法を提供する。【解決手段】炭素繊維製造用合成繊維処理剤として、少なくとも主鎖の側鎖にアミノ変性基を有する特定のアミノ変性ポリオルガノシロキサンと特定の多環芳香族化合物とを合計で所定量以上、且つ双方を所定割合で含有するものを用いた。
請求項(抜粋):
下記の式1で示されるアミノ変性ポリオルガノシロキサンと下記の式2で示される多環芳香族化合物とを合計で55重量%以上含有し且つ該アミノ変性ポリオルガノシロキサン/該多環芳香族化合物=95/5〜60/40(重量比)の割合で含有して成ることを特徴とする炭素繊維製造用合成繊維処理剤。【式1】【式2】Tn-B-O-Y-OH{(式1、式2において、R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7:炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のフロロアルキル基又はフェニル基A1,A2:炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜5のアルコキシ基、水酸基、炭素数1〜4のフロロアルキル基、フェニル基又は下記の式3で示されるアミノ変性基X:下記の式3で示されるアミノ変性基p:1〜1000の整数q:1〜50の整数n:1〜5の整数B:芳香環に直結する1個の水酸基を有する炭素数6若しくは10の芳香族化合物から該水酸基と該芳香環に直結するn個の水素とを除いた残基又は芳香環に直結する1個の水酸基を有し且つ置換基として炭素数1〜9の炭化水素基を有する炭素数7〜15の置換芳香族化合物から該水酸基と該芳香環に直結するn個の水素とを除いた残基T:ベンジル基、α-メチルベンジル基、α,α-ジメチルベンジル基又はフェネチル基Y:オキシエチレン単位のみ又はオキシエチレン単位とオキシプロピレン単位の双方からなるオキシアルキレン単位の数が1〜30の(ポリ)オキシアルキレングリコールから全ての水酸基を除いた残基【式3】-R8-(NH-R9)r-NH2式3において、R8,R9:炭素数2〜5のアルキレン基r:0又は1)}
IPC (9件):
D06M 15/643 ,  C08K 5/06 ,  C08K 5/17 ,  C08L 71/02 ,  C08L 83/08 ,  C08L 83/12 ,  D01F 9/22 ,  D06M 13/165 ,  D06M101:28
FI (9件):
D06M 15/643 ,  C08K 5/06 ,  C08K 5/17 ,  C08L 71/02 ,  C08L 83/08 ,  C08L 83/12 ,  D01F 9/22 ,  D06M 13/165 ,  D06M101:28
Fターム (21件):
4J002CH022 ,  4J002CP091 ,  4J002CP183 ,  4J002ED036 ,  4J002EG017 ,  4J002EG057 ,  4J002EG077 ,  4J002EG107 ,  4J002GK03 ,  4L033AA05 ,  4L033AB01 ,  4L033AC15 ,  4L033BA14 ,  4L033CA64 ,  4L037CS03 ,  4L037FA01 ,  4L037PA53 ,  4L037PF27 ,  4L037PF45 ,  4L037PF49 ,  4L037PF54
引用特許:
審査官引用 (8件)
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