特許
J-GLOBAL ID:200903013768601232

ボールエンドミル用スローアウェイチップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-308752
公開番号(公開出願番号):特開平11-138323
出願日: 1997年11月11日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】 切刃各部の切削速度、負荷に応じた理想的な刃形をもち、強度も高くて切屑流出もスムーズなボールエンドミル用スローアウェイチップを提供する。【解決手段】 ノーズ2、2間を結ぶ直線Lに対して直角なA方向矢視図において、切刃5がノーズ部を最下端にして凸形に弯曲しているものとする。また、A方向と直角なB方向矢視図において、すくい面1-1 、1-2 を左右対称又はほぼ左右対称の下り傾斜の凸形円弧面又は直線面となしてそのすくい角を5°〜25°の正角、刃先くさび角を85°〜65°にする。これによりノーズ2の部分のすくい角が負になり、他の部分のすくい角は正でその値が切削速度が早くなる側ほど大きくなる。さらに、チップ厚みも負荷が大きくなる側ほど大きくなり、また、側面が底面と直角なネガティブ型チップをベースにしているため強度も高く、切屑流出の障害も無くなって首記の目的が達成される。
請求項(抜粋):
中心に取付穴を設け、さらに、対角位置のノーズ間に2つの円弧状切刃を中心基準で点対称に設けてある平面視が略楕円形で側面と底面のなす角が90°のボールエンドミル用スローアウェイチップであって、対角位置のノーズ間を結ぶ直線に対する直角方向側面視において切刃がノーズ部を最下端にして凸形に弯曲しており、かつ、前記ノーズ間を結ぶ直線方向の視図において2つの切刃のすくい面が左右対称又はほぼ左右対称の下り傾斜の凸形円弧面又は直線面に形成されて左右のすくい面間に溝が生じており、すくい面のすくい角が5°〜25°の正角で、刃先のくさび角が85°〜65°になっていることを特徴とするボールエンドミル用スローアウェイチップ。
IPC (2件):
B23C 5/10 ,  B23C 5/20
FI (2件):
B23C 5/10 C ,  B23C 5/20
引用特許:
審査官引用 (1件)

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