特許
J-GLOBAL ID:200903013779871819
加工割れ感受性の低いオーステナイト系ステンレス鋼及びその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小倉 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-039027
公開番号(公開出願番号):特開平10-237598
出願日: 1997年02月24日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 非金属介在物を無害なMnO-SiO2 系にし、オーステナイト系ステンレス鋼の加工割れ感受性を高める。【解決手段】 このオーステナイト系ステンレス鋼は、C:0.08%以下,Si:0.2〜1.0%,Mn:1.0%以下,S:0.007%以下,Ni:8.0〜15.0%,Cr:15.0〜19.0%,N:0.03%以下,Al:0.003%以下,残部が実質的にFeの組成を持ち、Si/Alの重量比が100以上で、非金属介在物の組成がMnO-SiO2 を主成分とし、MgO:7%以下,Al2 O3 :35%以下,Cr2 O3 :10%以下である。ドロマイト系耐火物をライニングした精錬炉を用いてステンレス溶鋼を精錬し、精錬終了後のスラグのCaO/SiO2 比を1.4〜2.4に、Al2 O3 濃度を8%以下に維持することにより製造される。ドロマイト系耐火物には、MgO:40〜63%及び主成分としてCaO:34〜57%を含む耐火物が使用される。
請求項(抜粋):
C:0.08重量%以下,Si:0.2〜1.0重量%,Mn:2.0重量%以下,S:0.007重量%以下,Ni:8.0〜15.0重量%,Cr:15.0〜19.0重量%,N:0.03重量%以下,Al:0.003重量%以下,残部が実質的にFeの組成を持ち、Si/Alの重量比が100以上で、非金属介在物の組成がMnO-SiO2 を主成分とし、MgO:7重量%以下,Al2 O3 :35重量%以下,Cr2 O3 :10重量%以下である加工割れ感受性の低いオーステナイト系ステンレス鋼。
IPC (3件):
C22C 38/00 302
, C21C 7/076
, C22C 38/40
FI (3件):
C22C 38/00 302 Z
, C21C 7/076
, C22C 38/40
引用特許:
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