特許
J-GLOBAL ID:200903013842672520

焦電型赤外線センサおよびそのシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 正道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-169836
公開番号(公開出願番号):特開平8-035886
出願日: 1994年07月21日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 焦電型赤外線センサにおいて、チョッパーの温度差に依存しない出力を得ることができること。【構成】 3枚羽根チョッパーがチョッピングし、測定空間センシング前の状態では、3枚のチョッパー間では停止時に温度差が生じているため、例えば3番目のチョッパーが他の2枚のチョッパーに比べて温度が高くなっているため3つおきに異常なセンサ出力が得られる。チョッパー閉状態での信号はチョッパー自身の温度である。次に、測定空間をセンシングしある一定温度の発熱物体を検知している時のセンサ信号は、3番目のチョッパーの温度が他の2枚のチョッパーと異なるため、3つおきに異常な値を示すようになる。そこで、この測定空間センシング直前のチョッパーの温度を測定空間センシング中のセンサ出力にフィードバックさせることによって、ばらつきや誤差のない、チョッパー間の温度差やチョッパーの温度に依存しない、正確なセンサ測定出力信号を得ることができる。
請求項(抜粋):
焦電素子と、前記素子に赤外線を集光する集光手段と、前記素子に入射する赤外線を断続的に遮断することができるチョッピング手段とを備えた焦電型赤外線センサにおいて、測定空間のセンシングを行う直前に前記チョッピング手段のチョッパーの温度出力を測定し、測定空間のセンシングを行った時の測定値に前記チョッパーからの温度出力値をフィードバックさせることによって、前記赤外線センサの測定値からチョッパーの温度差の影響を相殺し補正することができることを特徴とする焦電型赤外線センサ。
IPC (7件):
G01J 5/62 ,  G01J 1/02 ,  G01J 1/04 ,  G01J 1/44 ,  G01J 5/02 ,  G01J 5/10 ,  G01V 8/12
FI (2件):
G01V 9/04 D ,  G01V 9/04 L
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 熱画像検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-247469   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開昭50-139780
  • 熱画像検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-247465   出願人:松下電器産業株式会社

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