特許
J-GLOBAL ID:200903013849132180

画像データ補正装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-324106
公開番号(公開出願番号):特開2000-151934
出願日: 1998年11月13日
公開日(公表日): 2000年05月30日
要約:
【要約】【課題】 スキャナ、FAXなどの画像データを読み取る装置や画像データを加工するデジタル処理機能を持つシステムにおける画像データ補正装置は、ランプの光量分布による歪み、およびCCD受光素子の感度バラツキなどを補正する、シェーディング補正を行い、画像データの出力レベルを均一化し、高画質の画像データを生成している。その方法として、対象とする画像を読み取る前に、基準とする白と黒データを補正基準データとして記憶し、対象とする画像の読み取り時に補正基準データをもとに補正演算を行う。しかしながら、ランプ光量に時間的な変化がある場合は、基準とする白と黒の補正基準データは過去の情報となり、正確なシェーディング補正ができなくなるという問題点があった。【解決手段】 ランプ光量の時間的変化を監視し、光量の変化に対応したシェーディング補正を行う手段を設けることにより、正確なシェーディング補正が可能となる。
請求項(抜粋):
スキャナ、FAXなどの画像データを読み取る装置や、画像データを加工するデジタル処理機能を持つシステムにおける画像データ補正装置において、読み取り動作の準備段階における1ライン分の白/黒レベルのデータを記憶する白黒データメモリ部(32)と、読み取り動作の準備段階における1ライン分の白/黒レベルのデータを白黒データメモリ部(32)に記録する白黒レベル記録部(31)と、画像読み取り領域の外側で、かつCCDなどの受光素子の領域内に配置される白レベルの基準となるサイド白部(4)と、1ライン毎にサイド白位置を検出するとともに、入力画像データをサイド白レベル値として抽出し、記憶する光量変化モニタ部(35)と、読み取り動作の準備段階におけるサイド白レベルのデータを記憶するサイド白基準値記憶部(36)と、光量変化モニタ部(35)で得られるサイド白レベル値とサイド白基準値記憶部(36)に記憶されたサイド白レベル値との変化量を算出する光量変化算出部(37)と、白黒データメモリ部(32)に記憶された画素毎の白データと光量変化算出部(37)で算出した光量変化量からシェーディング補正のための白レベル値を所定の式により算出する白レベル値補正算出部(34)と、読取った画像信号を白レベル値補正算出部(34)で算出された白レベル値と白黒データメモリ部(32)に記憶された黒レベル値とをもとにシェーディング補正を行うシェーディング補正演算部(33)とで構成することを特徴とする画像データ補正装置。
Fターム (14件):
5C072AA01 ,  5C072BA08 ,  5C072CA02 ,  5C072CA14 ,  5C072DA12 ,  5C072EA05 ,  5C072FB12 ,  5C072LA15 ,  5C072RA16 ,  5C072UA02 ,  5C072UA03 ,  5C072UA05 ,  5C072UA12 ,  5C072UA20
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 特開昭62-000168
  • 画像読取装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-134266   出願人:富士ゼロックス株式会社
  • 特開昭61-295762
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