特許
J-GLOBAL ID:200903013861485471

プロセス間通信方法およびプロセス間通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大垣 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-149363
公開番号(公開出願番号):特開2000-339181
出願日: 1999年05月28日
公開日(公表日): 2000年12月08日
要約:
【要約】【課題】 ユーザプロセス単位で排他制御を行うようにして、メッセージシーケンスが崩れないようにする。【解決手段】 送信元のユーザプロセス10aは、共有メモリ14にメッセージを書き込むと共に、このメッセージに対応するメッセージ識別子を通信制御プロセス28に送信する。送信先のユーザプロセス10bは、通信制御プロセスからメッセージ識別子を受信すると、このメッセージ識別子に対応するメッセージを共有メモリから読み出す。通信制御プロセスは、送信元のユーザプロセスからメッセージ識別子を受信すると、当該送信元のユーザプロセスに対するメッセージ識別子の受信を禁止するロック状態を設定すると共に、当該送信元のユーザプロセスから受信したメッセージ識別子を、送信先のユーザプロセスへ送信する。
請求項(抜粋):
複数個の受信スレッドと、複数個の送信スレッドと、バッファと、メモリとを具える通信制御プロセスを使用して、ユーザプロセス間でメッセージ転送を行うプロセス間通信方法であって、(a)前記受信スレッドに送信元のユーザプロセスからメッセージの送信要求が有ったとき、前記メモリの記憶内容を参照して、当該送信元のユーザプロセスが送信可能状態にあることを確認するステップと、(b)前記メモリに、前記送信元のユーザプロセスを送信先とするメッセージ識別子の受信を禁止するロック状態を設定するステップと、(c)前記送信元のユーザプロセスから送信された前記メッセージを共有メモリに書き込むと共に、該メッセージに対応するメッセージ識別子を前記受信スレッドに送るステップと、(d)前記メッセージ識別子を、排他制御が可能な前記バッファに送るステップと、(e)前記バッファから取り出した前記メッセージ識別子を、前記送信スレッドを介して送信先のユーザプロセスに送るステップと、(f)該送信先のユーザプロセスに、前記メッセージ識別子に基づいて、前記共有メモリから前記メッセージを読み出すステップと、(g)前記メモリに設定されたロック状態を解除するステップとを含むことを特徴とするプロセス間通信方法。
IPC (4件):
G06F 9/46 340 ,  G06F 9/46 360 ,  G06F 15/167 ,  G06F 15/177 682
FI (4件):
G06F 9/46 340 B ,  G06F 9/46 360 F ,  G06F 15/167 A ,  G06F 15/177 682 A
Fターム (15件):
5B045BB12 ,  5B045BB32 ,  5B045BB36 ,  5B045BB47 ,  5B045EE03 ,  5B045EE18 ,  5B098AA09 ,  5B098AA10 ,  5B098GA04 ,  5B098GA05 ,  5B098GB13 ,  5B098GC16 ,  5B098GD04 ,  5B098GD05 ,  5B098GD15
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る