特許
J-GLOBAL ID:200903091293616451

プロセス間通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山内 梅雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-205519
公開番号(公開出願番号):特開平10-031616
出願日: 1996年07月17日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 メールボックス方式の送受信キューを使用して通信を行う際の送受信時間の短縮化を図ることのできるプロセス間通信システムを実現する。【解決手段】 送信側プロセス51と受信側プロセス53の間には、共通してアクセスすることのできる共有メモリ58が配置されている。送信側プロセス51は通信対象となるデータ59をこの共有メモリ58に構築し、その開始アドレスとデータ量を情報56としてメモリ領域52から送受信キュー57にコピーしてこれをメモリ領域54にコピーする。フラグ61がこれによって“1”に変化し、受信側プロセス53は共有メモリ58の該当する領域からデータを読み出すことができる。データの主な部分が共通してアクセスできる共有メモリ58に構築されるので、コピーに要する時間を大幅に節約することができる。
請求項(抜粋):
データの送信側としての送信側プロセスと、データの受信側としての受信側プロセスと、前記送信側プロセスからデータの書き込みが少なくとも可能で受信側プロセスからデータの読み出しが少なくとも可能な共有メモリと、前記送信側プロセスと受信側プロセスの間でデータの通信を行うとき送信側プロセスが前記共有メモリに書き込んだ通信対象となるデータの所在を示す情報を格納して送信側プロセスから受信側プロセスに送信される送受信キューと、この送受信キューが前記受信側プロセスに送信されたときこれを通知する受信完了通知手段と、前記受信側プロセスの側に配置され、送信完了通知手段が前記送受信キューの送信が完了したことを通知したとき送受信キューから前記通信対象となるデータの所在を示す情報を取り出しこの取り出した情報を基にして前記共有メモリから対応するデータを読み出すデータ読出手段とを具備することを特徴とするプロセス間通信システム。
IPC (2件):
G06F 12/00 570 ,  G06F 15/167
FI (2件):
G06F 12/00 570 A ,  G06F 15/16 310 M
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • プロセス間メッセージ通信方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-028348   出願人:日本電信電話株式会社
  • 特開平3-174645
  • 特開平2-234234
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