特許
J-GLOBAL ID:200903013896104640

ラミネート型フラットケーブルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有近 紳志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-327683
公開番号(公開出願番号):特開平11-162273
出願日: 1997年11月28日
公開日(公表日): 1999年06月18日
要約:
【要約】【課題】 補強フィルムをフラットケーブルに積層する幅が20mmを越えるようなラミネート型フラツトケーブルを製造する。【解決手段】 上側補強フィルム7の幅を2Aとするとき、窓31aに続く本体部haに幅(1.8A-E)で上側補強フィルム7が重なるように、窓31aからそれに続く本体部haにかけて上側補強フィルム7を積層する。そして、窓30aに先行する本体部haの後端から距離Eの第1の位置P1で走行方向に直角にカットし、さらに、各窓31aに続く本体部haの前端から距離Eの第2の位置P2で走行方向に直角にカットする。【効果】 補強フィルム7の略全体をフラットケーブルに積層する幅として利用できるため、補強フィルムをフラットケーブルに積層する幅が20mmを越えるような場合でも、従来幅の補強フィルムを使用できる。また、製造装置を大型化する必要がなくなる。従って、製造コストを低減できる。
請求項(抜粋):
平行に配列した複数本の導線(10)を2枚の絶縁フィルム(20a,20b)の間に挟んだ構造のフラットケーブルの少なくとも第1端部に補強フィルム(70)を積層してなるラミネート型フラットケーブル(100)の製造方法であって、(a)長尺の2枚の絶縁フィルムテープ(2a,2b)と長尺の平行な複数本の導線(1)とを走行させながら前記絶縁フィルムテープ(2a,2b)の間に前記複数本の導線(1)を挟み込む工程と、(b)前記絶縁フィルムテープ(2a,2b)の間に複数本の導線(1)を挟み込んだテープ状物に所定の間隔で補強フィルム(7)を積層する工程と、(c)補強フィルム(7)が積層されていない位置であって前記積層した補強フィルム(7)の第1端(71)から比較的遠い第1の位置(P1)と前記補強フィルム(7)が積層されている位置であって前記補強フィルム(7)の第1端(71)に比較的近い第2の位置(P2)とで前記テープ状物を切断し、前記第2の位置(P2)より前記補強フィルム(7)の第2端(72)側の部分をラミネート型フラットケーブル(100)として得ると共に前記第2の位置(P2)より前記補強フィルム(7)の第1端側(71)の部分を捨て部(500)とする工程とを有することを特徴とするラミネート型フラットケーブル(100)の製造方法。
引用特許:
出願人引用 (3件)

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