特許
J-GLOBAL ID:200903013903473312

圧電トランス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-272047
公開番号(公開出願番号):特開2003-086857
出願日: 2001年09月07日
公開日(公表日): 2003年03月20日
要約:
【要約】【課題】 コンバータ電源に使用しても圧電振動子中に電界の集中が殆ど発生せずに破壊を安全性高く防止し得る積層型構造の圧電トランスを提供すること。【解決手段】 この圧電トランスにおける圧電セラミックス材料による正方形板状圧電振動子20は、従来のものと比べ、厚さ方向に2等分されて一方が入力部22、他方が出力部23となっており、これらの入力部22及び出力部23の境界となる中央部分の領域に絶縁層24が配設されている全体構造、及び入力部22及び出力部23における入出力用の内部電極のパターン(円形状内部電極を含む)を示す内部構造が共通し、正方形板状圧電振動子20の側面において露出した入出力用の内部電極を接続するための一対の入力用外部電極27a,27bと一対の出力用外部電極28a,28bとがそれぞれ積層方向で入力部22、出力部23の領域内に収まるように配設されている点が相違している。
請求項(抜粋):
一辺側周縁に延びた局部を含む円形状内部電極が配設された圧電セラミックス材料による正方形を含む矩形の薄板状セラミックスシートを該円形状内部電極の局部が一方向と該一方向とは同一平面上で垂直な他方向とでそれぞれ対向するように交互に積層して入力部と出力部とを積層方向に分割し、且つ該入力部及び該出力部の間に該圧電セラミックス材料による絶縁層を該積層方向で介在させた積層構造の矩形板状圧電振動子から成ると共に、該矩形板状圧電振動子の側面にあって該一方向に対向して露呈される該円形状内部電極の局部に一対の入力用外部電極を該積層方向で接続するように配設し、該矩形板状圧電振動子の側面にあって該他方向に対向して露呈される該円形状内部電極の局部に一対の出力用外部電極を該積層方向で接続するように配設した圧電トランスにおいて、前記一対の入力用外部電極は、前記入力部の領域内に収まるように配設され、前記一対の出力用外部電極は、前記出力部の領域内に収まるように配設されたことを特徴とする圧電トランス。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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